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遙か先の近い未来  作者: 海原直人
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エピローグ

2045年、地球の人口はこの年に120億人を突破した。医学は進歩し、どのあらゆる病も直せる時代は来た。

しかし、増え続ける人口に対し、地球の環境は追いついていないのが現状だった。世界各国の政府が多くの対策案を検討した結果出された案は至ってシンプルだった。人類の何割かを地球外に送り込むか、もしくは「コールドスリープ」で全人類が住める環境を整えるために人類の何割かを準備ができるまで寝ていてもらうか、この2択に絞られた。


そして、2050年。


世界連盟の決断により、全人類の4割から4.5割程度の人間をコールドスリープによって地球の環境が整うまで待機して貰うことが決定された。


決定から3ヶ月、全人類が完全ランダム制でコールドスリープに選ばれるというニュースを俺はただ、どこかの知らない国の知らない大統領くらいのニュースを見る気持ちで見ていた。


俺が選ばれる訳がないとそう思っていたからだ。


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