第27話 治癒
短くて申し訳ない( ̄▽ ̄;)
時間作るの難しいですね
「ガハハハハハ!」
ジークの笑い声はいつも通りである。
その笑い声のせいで痛みを感じていない様に見える。
ランスロットが言う通りなら、痛いのを必死に耐えているのだろう。
そう考えると、普段から何かを我慢してるのではないか?そう思ってしまう。
「大丈夫よトウカ。こい…ジークが普段から笑ってるのは元々の性格がそんなだからよ。」
不安そうな表情が出ていたのだろう。
そんなトウカに対して、ジークとは長い付き合いのあるジャンヌが教えてくれた。
「そうなんだ!」
「トウカ様。早速ですがお願いできますか?」
話題が怪我から逸れ、このままだと雑談になりそうだったが、アーサーの声によりジークの怪我へと再度意識が行く。
「大丈夫!」
先程ジャンヌに言われた、【神聖魔法】は人を癒すためにある。
その言葉もあるだろうが、いざ【神聖魔法】を使おうと思ったら今までと何か違う感覚がする。何故だろう?
その感覚は悪い感覚では無い。むしろ今まではスキルを使っているという感覚だったが、この感覚は日常的に手足を使っている時と同じ感覚だ。
「じゃあ治すね!」
ジークを治そうと思うと頭の中に呪文、治るイメージが浮かび上がる。
その名は・・・
「【神聖魔法】治癒。」
スキル外魔法だ。
この時、トウカは集中するために目を閉じていたため気づかなかったが、トウカを中心に白色のエフェクトが包み込む様に舞う。
そのエフェクトの中には細かなラメが含まれており、まるで女神が降臨したかのように感じる。
その様子を見たジークを含めた全員が口をポカンと開けて放心状態になっていた。
トウカが魔法を発動したその瞬間、トウカを包み込む様に舞っていた白色のラメを含む光がジークを包み込む。
瞬きをする刹那の瞬間の後。
ジークの腕が治っていた。
「ふぅ・・・」
治るという確信はあったが、他の人を治すという初めてのことに少し緊張していた為、一息つく。
その後少しの間、沈黙が続く。
「ガハハハハハ!俺!!復活!!!!!ガハハハハハ!」
某電車の王様のようなポーズをとり沈黙を破ったのはジークだった。
「トウカ!ありがとな!ガハハハハハ!」
「ちょっ!?痛い痛い!」
ジークは嬉しさのあまりトウカの背中をバシバシと叩いてしまう。
レベル差があったため、ただのスキンシップなのにHPが半分ほど減ってしまった。
「おっ?悪い悪い!ガハハハハハ!」
「まぁでも、無事に治ってよかったよ!」
正直、軽すぎて謝られた感じはしなかったがいつものジークに戻った事にほっとして、今はそんな事は関係無いなと思った。
「ちょっと!?ジーク!!元気になったからってトウカを虐めちゃダメでしょ!!!!」
トウカは許したがジャンヌはそういかなかった。
ランスロットにやってる時みたいにボコボコにしている。
やっぱりジャンヌが1番怖い…。
地龍よりも…。
この時、アーサーは何かを考える素振りをしていたが誰も気づかなかった。
そして、ランスロットは・・・
未だ嬉しそうに眠っている。
この変態め( ・´ー・`)
そう思ったけど口には出さない。
顔にも出ていないはずだ。
たぶん…おそらく…きっとそうだ…。
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幼馴染、朝倉紗希の必要性について
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