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第四話 新大陸捜索部隊

短めですが

読むなら次の話を待ったほうがいいかもしれません

ガサガサ


ガサガサ


「おい、そんな張り切るなよ何があるかわからないからな」

捜索部隊の隊長、オズウェルドは険しい林を抜けている



「ああ、なるほどこの木の葉の色素が黒かったのだな」

考古学者トニーは今回捜索部隊についていくことを強く志願した一人だ



「なにか、あったかー」捜索部隊副隊長ジョナサンはあたりを見回し、身をかがめながら進む



「特になにもないわね…」医療師のアンは下を向き、なにか薬草でもないかと進む


「あ、ちょっと待て!」オズウェルドが手で止まれのサインを出す


「なんだ?」

トニーはヒョイと顔を出す


「あ…」

アンはデジカメを手に数枚写真を撮る



「これはすごい」 トニーは感動している


「なんと立派な」

ジョナサンはそれしか言えなかった


「これはなんだと思う?」

オズウェルドがトニーに聞く


「遺跡だ…しかもかなり巨大な」



「とりあえず、上に報告しよう」

オズウェルドは通信機に手をかけた


「待て、何かくる」

ジョナサンがなにかの気配に気付く


一陣の風が吹く


ヒュー


「?」


全員が上を向く


巨大な翼が空に羽ばたいている


「嘘でしょ…」

アンはデジカメを手から落としてしまった



大きな翼にトカゲのような頭で足には巨大な鉤爪がある

その体に鱗が陽に反射して光っている



「ドラゴン」

トニーは呟いた



ドラゴンは遺跡の上空に10体ほど飛び回っている



「なんてこった」



ドラゴンの一体がこっちに気付く

それにつられて他のドラゴンが下を見る



新大陸捜索部隊隊長オズウェルド・R・ロベルト


彼の運命はこの大陸に足を踏み入れた瞬間から終わっていた



そう、ここにいる総員15名も同様である

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