表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

第一話The friendly brother

シンリは「」でユウは『』です

少しわかりづらいと思います







ドサッ


「眠い…」


スラリとした顔立ちに茶髪に前髪に髪がかかる程度に髪が伸ばされた青年、シンリがソファーに座り、横になる


そして机の上にあるリモコンを取り、電源をつける

テレビの画面に映るのはマイクをリポータ−がヘリに乗り、なんとも不思議な光景がカメラに映し出されていた



[今、新大陸の上をヘリで飛んでおります。地上には黒い〈木〉みたいな物が生い茂っています。葉が…黒いのでしょうか?言うなら〈ブラックガーデン〉と言った感じでしょう]



「まーたつまらないこと言ってんな」


シンリはソファーに横になりながら言った


ガチャ


ユウが居間に入ってくる


『また新大陸のこと?』


別に興味なさそうにユウは言った。ショートに黒髪、顔立ちはシンリにそっくりだがまたシンリとは違う空気を纏った青年ユウは食事をするイスに座る


「そう、」


シンリはテレビに見ながら言う


『ええっと…なんだっけなぁ、なんか言うことあったんだけど…』


ユウは天井見ながら頭を抱える、この家にとってはいつも光景だがユウはいつも真剣だ



「またなんか忘れたのか」シンリはニヤッと笑い、テレビの電源を消す


『あ、そうそう母さんが自分で夜飯作ってだって』


「は・・・まじか…ま、いいんだけど何作る?」


『パスタかな』


「お、ユウの得意料理か、ということは作ってくれんだな」


『いやいや、やっぱり蕎麦にしとくよシンリの得意料理でしょ』


「ユウの作ったパスタがたべたいなー♪」


ユウはやれやれという顔で言った



『しょうがない』


「お♪」


『トランプで決着をつけよう』


「ふ…言うと思ったよ」


『よし大富豪だ』


「ポーカーだろ」


『どっちもやろうよ』


「よし!」



一時間半後…



「勝ったロイヤルストレートフラッシュだ」


『まだまだ甘い奇跡の5カーーード』




「…ふう、これで40勝40敗か」


『腹減ったね』


「うわ、もう0時38分なんだけど」


『まじか・・・もう疲れたんだけど…』


「…」

『…』



「食いに行こうぜ…ファミレス」


『賛成』



ガチャン


二人は半袖半ズボン、サンダルと軽めな格好で外にでる


「いや〜白熱しましたね〜」


『誰かさんがカードを隠し持ってなかったらな』


「おっと、君がジョーカーを大量に隠し持っていたのはお見通しだった」



『…』


「…」


「ま、まあどっちもどっちと言うことで」


『いったい何やってたんだろ』





 続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ