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第十九話 クラス代表でござる。

あれから、三ヶ月がたった。


 何事もなくことは済んでいる。と思いきやこんどはなにかあるらしい。


「はい。皆さん!秋には第85回クラス対抗剣技大会があります。これは、剣でクラス代表の子が試合をするわけで、試合時間は30分。魔法は原則禁止。いつも大盛り上がりだよ〜。先生も楽しみだ!そしてみんなも疑問に思うはずだ魔法が使えるのに魔法を使ってはダメなのか。うちのクラスにもいるが、威力が大きくなりすぎて闘技場の壁を壊すやつが出てくるため魔法は使わないようにしているのだ。」


確かに、入学試験の時に壁にヒビを付けてしまったけど、そんな悪いことではないと思うけど、剣だけとか・・・


「剣術の中に魔法と組み合わせたものはいいですか?」


「それはいいぞ。しかし、壁にヒビでもつけると即失格となってしまう。」


「わかりました。」


上位の人になると、剣術もすごいらしく、いつも接戦になると聞いたことはある。


「この中で、やりますというやつはいるか?」


クラスの中は物音一つしないほど、静かになってしまった。まあ、簡単に言えば誰もやりたくないと言うことだろう。一年生で出ても完敗で終わるかぐらいだから、出るだけ恥ずかしいというが現実だろう。


「先生はわかっていたぞ。誰もやりたくないことぐらい。だから、もう先生直々に決めました。多分みんな分かっていると思うけど、レオン君にすることにした。今回は優勝してしまうかもしれないから、先生は期待しています。頑張るんだぞ」


「「「「よろしく、レオン」」」」


「レン、やっぱりお前だったな。逃げようと思っても無駄だぞ」


「逃げはしないさ。ただ、やる気は何処を探ってもない。やりたくなーーーーーーいいいぃ!!」


「しゃーないぞ。」


「王子の力で何とかならない?」


「なったとしても使わないぞ」


「なんでぇーーー」


こんな話をしてると横から、


「レン君、おめでとう」


「あ、あ、ありがとう」


「レン君なら、優勝できると思うから、優勝しちゃてね。」


「(ウインクされた。可愛い)うん。頑張るよ」


「レオン君。変態だね〜。今変なこと考えていたでしょ?」


「か、考えてないよ。うん。」


「本当に〜それより、頑張ってね。」


「おう。頑張るよ」


女子から言われると少しはやる気が出てきそうな感じはした。


                     ★


授業が終わり、放課後になった。


四人で王都の街を見て回ろうということになった。


王子様がいるというだけで、馬車がいると大騒ぎだった。でも、街に行くにも10分以下で行けるため、馬車などいらない王子様いるというなら話は別だけどね。


「おい。馬車などいらん。みんなと歩いて出かけるぞ」


「はい。畏まりました。護衛の者もいらないと言うのですか?」


「あぁ、いらないとは言ってないが隠れておいてくれ」


「はい。畏まりました。」


そうしてみんな集まったところで出発をした。


「そう言えば、剣技大会で昔英雄様が出たことがあるらしいのよ。スタートの合図から3秒で試合が決着がついたらしいよ」


「へぇ。やはりすごいよ。僕は一回戦で破れてしまうかもな〜」


「「「そんなことはない」」」


みんな声を合わせていった。


「レン、英雄様程とは言えないが、本気を出すなら余裕かもしれないぞ」


「またまたそんなことを言って〜」


しゃべりながら、王都中心まで来ていた。


僕は、大会とかあるなら剣をみてこないといけないな。こんなボロボロになった物では、大会に出た時に恥ずかしい思いをしてしまう。それだけは嫌なのである。


「あの、僕剣が売っているお店に行きたいけどいい?」


「「「いいよ!!」」」


剣が売っているお店まで行った。






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