短い死
短い死
口角を少し開けて
黙ってる
ハブられてる君
知らないけど
空いた口は塞がらず
心のどこかで泣いてる
そして泣き止む
その瞬間だけ
君は死んだのかもね
短期間に咲くみすぼらしい花を
大事そうに握ってさ
みっともない血液に愛されて生きるよりも
ゆっくり受け答えして
嫌いなこの空間に
黙っているこの木偶の坊
喋って絨毯爆撃さ
攻撃命令無視をして
壊れた脳みそから出る電波には
雑音まみれた噛んだ舌
悪くもないけど
ダサく鬱陶しい君は
その時死んでたね