春夏
暖かな風に包まれながら鳴り響く鼓動
恋の予感が胸を満たしてる
桜咲く季節に出会った僕ら
明日来ること願った僕は
会話できないで去ったぼんくら
ふとした仕草に胸がときめく
君の魅力が心を掴み
甘い声が心に響く
心が奏でる恋のメロディー
雨の降る帰り道
君が僕を好きになることはないんだって気づいた
雨粒が涙のように心に響く
雨の音に包まれながら並んで帰る姿がお似合いで
時が戻ればいいのにって思った
僕に向けられるわけもない
君の微笑みが好きだった
忘れたいのに忘れられない
憶えてたいことは忘れるくせに
嗚咽をこぼして全てを手放した
傘も想いももう叶わない夢までも
心までずぶ濡れになりながら
僕は一人帰路を辿る