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お昼休みのイケメン

俺達は今廊下を歩いている。そしてまたもやここでも視線を感じる。


「ねぇーちょっと!あれだよあの人だよ!例のとんでもなくイケメンの人。」

「うっわ!マジでやばいね!もう芸術じゃん。絵じゃん!」

「ふわ〜、見てるだけで眼福です。」

「あそこまで行くと逆に話しかけにくいね。て言うか、話すのが恐れ多いよね。」


とそんな声がちらほら聞こえた。しかも全て女子だ。

皆がトロトロの顔でそう呟いていた。


俺達はその視線を何とか掻い潜り中庭までやって来た。


「今日はいい天気だしここで食べようか!」

「そうですね!そうしましょう!」


中庭にあったベンチに座る。すると心無しか近いような気がする。


「ちょ、ちょっと近くない?」

「えぇ〜?ちかくないですよーぅ、エヘへ」

「そうか…」


いーや!絶対近いよね!少し緊張するよ!

そんな事を思いながらも弁当を食べ始める。


「あっ!ところで名前まだ聞いてなかったよね!教えてくれない?」

「っ!ほうでした!私の名前は【鳴坂音羽】と言います!どう呼んでくれても構いません!」

「そうなんだ!なんかいい名前だね!」

「……っ!しょ、しょんな〜、しょんなことないでしゅよ〜。エヘへェ〜」

「じゃあ音羽って呼んでいいか?」

「ふぁい。全然いいですよ。そんな王子様のお名前は?」

「王子さまって……俺の名前は九条涼雅だ。」

「涼雅様……涼雅様ですね!しっかりと胸に刻み込みました!」

「あ、あぁ。それは良かった。」


こんな風に遅めの自己紹介が終わりなんとも他愛もない話をしながら弁当を食べ終えた。


「エヘへ、楽しかったです!あの……これから毎日一緒に食べませんか?」

「え?ま、毎日?」

「は、はい!わ、私いつも一人で食べてて寂しくて。」

「そうなんだね。わかった!こんな俺でよければそうし……」


俺が言いかけた時に被せて誰かが叫んだ。


「「「ちょっと待ったァ!!!!!!!!」」」


俺は少しびっくりして声の聞こえた方を振り返る。


するとそこには、涼花、御園そして御坂の三人がこちらを向いて仁王立ちで立っていたのだった。

短めです。



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