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変わる世界

翌日、朝の日差しで目覚めた俺はベットからムクリと起き上がる。


”ふにゅんモミモミ”

「ん、ひぁあんっ!」


ん?なんだ?俺のベッドでこんなに柔らかかったっけ?しかもなんだ?このずっと触っていられる絶妙な弾力は……ハッ!まさか!


バサッ!


「おいーーっ!またかー!ここで何してんだー!二人ともー!!!」


そこにいたのは、服を着ていない下着姿の母親と丸くなっている妹がいたのだ。


「もう!何してるのさ!ベットに入ってくるなっていつも言ってるじゃん!」

「んー?あ、涼雅ちゃんおはよ〜」

「母さん!自分の部屋で寝ろよ!」

「え〜だってぇ〜涼雅ちゃんと一緒にねたかったんだも〜ん」

「いや、そもそも高校生になって一緒に寝てるとか無いから。」

「もぉ、そんなこと言っちゃって!本当は嬉しいんでしょ?このこのぅ!」

「べ、別に嬉しくなんかねーよ。とりあえず涼花も連れて出ていってくれ!着替えるから!」

「もぅ、素直じゃないなぁ〜涼雅ちゃんは。ほら涼花起きなさい!あなたも学校でしょ?」

「んー、後ごふーん」


はぁ、朝から疲れるぜ全く。そうこれも我が家では日常茶飯事なのだ。だいたい俺のベットはシングルサイズなのにギュウギュウで寝るなんて、俺がもし二人のことを蹴ったりしてしまったらどうするんだよ!全く!


「あら!別に母さんは涼雅ちゃんになら何されてもいいわよ?」

「っ!エスパーかよ!てか早く出てけー!涼花も!」


ここでやっと涼花も起きておはようと言いながら自分の部屋に戻って行った。全く、朝から楽しいよ。


★☆


母さんは少し前に仕事で家を出た。そしてその後朝食を取り歯を磨き終えたところで、涼花に待ったを掛けられる。


「りょうにぃ!今日からあの格好で行かなくていいよ!」

「えぇっ!?どうして?」


何を言い出すかと思えば、まさか妹から許しが出るとは。まぁ涼花が言わずとも俺から聞こうと思っていたが。


「だってりょうにぃ元々そのつもりだったでしょ?」

「え?あー、まぁ」


エスパーかな?うちの家族は人の心を読み取れるのかな?


「フフフ、そう言うことならいいよね!」

「え?ちょっと?涼花何するんだ?」

「えへへー!ジーっとしてて!すぐ終わるから!」

「わ、わかった。」



なんて事を言われ涼花に任せるとテキパキと何かが進んで言った。


「はい!これで大丈夫!これでバッチリです!ピース!」


そう涼花がいい終わり鏡を見る。すると昨日の素顔よりもカッコイイ自分が居た。これ、ほんとに俺なのか?

ワックスは無いしどうするのかと思ってたけど、ヘアピンでちょっと前髪をいじるだけでこれだけ変わるんだ!


「お、おぉぉぉ!!す、すごいぞ!涼花!これは俺なんだよな!?」

「もう!何言ってるの!そうですよ!これが本来のりょうにぃです!」

「そうか!そうなのか!ありがとう!俺少し自信が出てきたよ!」

「べ、別に今まであの格好をさせてたのは、その神がかったお顔を世に晒したくなかったわけで、その、だから……ゴニョゴニヨ」


涼花がなんか言ってるが、俺はあまり聞いていなかった。

素の格好で居るのは家だけ。

外出する時は必ずあの格好をしていた。

なので素顔で外を歩くのはほとんど無いに等しい。

だから不安の気持ち半分ワクワクの気持ちが半分なのだ。


「よしじゃあ!気持ちを入れ替えて今日は学校を頑張りますか!昨日の子にもお礼を言わないと。」

「あっ!待ってください!りょうにぃ!私も行きます!」


そしてちゃっちゃと支度をし二人は学校に向かったのであった。







そして後に俺が学校中はたまた町中そして芸能界の男も女も関係なくを魅了することをこの時の俺はまだ何も知らなかった。

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