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第七十三話 ダーウィンが逃げた!(後編)

 屋敷のエントランスがにわかに騒がしくなった。

 メイド見習いたちが行き交う忙しない足音。悲鳴にも似た誰かの野太い声。


「何事だ?」

「はて……」


 自室の執務机でバスティーユと話をしていた俺は、騒ぎに引っ張られるようにして廊下に出た。

 エントランスの階段まで来ると、同じく様子を見に来ていた子供たちと会う。


「お父様。何だかケガ人がいるみたいですわ」

「ケガ人だと……。誰だ? 大丈夫なのか?」


 俺はエントランスの様子を確かめた。集まったメイドさんたちに、メイド長のユングレリオ陛下がてきぱきと指示しているのが見える。


 彼女たちの中心にいるのは見慣れない男性が二人。座り込み、取り乱した様子で何かを叫んでいる。これは傍観しているわけにはいかなそうだ。俺は階段を降りていってユングレリオにたずねた。


「陛下。何があったんですか」

「陛下ではない。町に通じる林道の途中で、商人の馬車が襲われた。この二人だ。幸い、命に別状はない」


 緊急事態にも関わらず彼は冷静だった。おかげで治療に当たるメイドたちも落ち着いている。


「領主様! 犯人は人間ではありません。野犬の群れです!」


 トモエに手当てをされていた商人の一人が、俺を見て悲痛な声を張り上げた。


 野犬……!


 これまでも屋敷の近くに野犬が出ることはあった。だがそれは迷い犬や一匹オオカミに近く、複数――ましてや群れでの行動なんてなかった。


「我々はメイド長様に頼まれて、衣類をお屋敷に運んでいる最中だったのです。そこに突然、十数匹からなる野犬どもが現れまして……」

「服だと?」


 ショックを受けた声が場に割り込んだ。メイド服のルーガだ。事情を知ってるらしいユングレリオが腕を組みながらうなずいた。

「ああ、正にそなたのための服だ。庶民の古着を大量に格安で売ってくれるというので、ボクが私費で仕入れた」

「服はどうなった?」


 ルーガが商人に質問をぶつける。無遠慮にずいと顔を近づけて聞いてくる美少女メイドに、商人たちは呆気にとられたようだった。


「ふ、服は食べられませんから無事でしょうが……」

「わかった。すぐ助けに行く」

「ええっ!? あ、危ないですよ。まだ野犬が残っているかもしれません」


 商人は面食らい、直に味わった獣の獰猛さを話して聞かせようとした。しかしその程度で心変わりするルーガのはずがない。商人たちを安心させるべく、俺も口を開いた。


「わかった。ではわたしも一緒に行こう」

「あっ、お父様が行くのでしたら、わたくしも」

「オレも」


 こうして急遽、町から取り寄せた衣類救出隊が結成されることになったのだった。


 ※


 現場には黒々とした多数の影がたむろっていた。

 荷台に飛び乗り積み荷に鼻先を突っ込んでいる野犬の群れ。数も報告通りといったところ。


 こちらのメンバーは、俺、ルーガ、アークエンデ、オーメルン、ベルゼヴィータにソラという、他国を蹂躙でもしに行くのかというようなメンバーだ。仕方がないだろ、何となくゾロゾロついてきちゃったんだから……。


 幸いなことに、荷車を引いていた馬はどこかのタイミングでベルトが切れたらしく、この場にはいなかった。今頃は町か屋敷にたどり着いているかもしれない。商人たちにもまずは一安心だろう。


 一方で最大の獲物を逃した獣たち。積み荷にエサの匂いはないだろうに、未練がましく周囲をうろついている。さっさと立ち去ればいいのに、これはどういうことか。


「コラーッ、悪者どっかいけ!」


 ソラが威勢よく声を上げながらずかずかと前に出ていった。


 屋敷周辺の治安維持は彼女がほぼ一人で担っている。メイドさんを驚かせる迷い犬などは、ソラが鞘に入れたまま剣を振り回せば大抵は逃げていく。


 その記憶を持つ犬も何匹いたのだろうか。屋敷の番人を見るなり、犬たちは露骨に驚いて馬車から離れた。だが、後ずさるばかりでなかなか立ち去らない。


 ムッとしたソラが、さらに彼らを追い立てようと一歩踏み込んだ時――。


「様子がおかしい。彼らはおまえに怯えているが、森にも逃げられないでいる」


 異論を唱えながらルーガが前に進み出る。


 その時、奇妙なことが起こった。新顔のはずの彼女を見るなり、野犬たちは一斉に身を竦め、その場に座り込むような対応を見せたのだ。まるで主人に従う忠実なイエイヌのように。何だか犬たちのマユゲ部分が、見事なまでにハの字になっている……。


「ヴァンサンカン、何か事情があるみたいだ」


 キューン……。と何とも悲しげな野犬たちの鳴き声。それをじっと見つめるルーガ。まるで長老に困り事を相談する村人のような構図だ。ややあって彼女は俺を振り返り、


「彼らは縄張りを追われている。森の中に、今までいなかった何かが現れたらしい」

「言葉がわかるのか?」

「言葉はわからないがルールはわかる」


 獣のルール。自然の摂理と言い換えてもいいかもしれない。弱い者は追われる。強い者が縄張りを手にする。絶対平等にして、不公平な理。


 俺たちは顔を見合わせた。屋敷を取り巻く林は結構広い。捕食者の群れも一つだけではないと思っていたが、外部からの侵入でその住み分けが崩れたということか。より強力な捕食者――うちの屋敷も他人事ではない。


「ルーガ、俺としても対処したい」

「わかった。おまえたち、そこにつれていけ」


 ルーガが身振りでそう指示を飛ばすと、野犬たちはむしろ嬉々とした様子で、林の奥へと向かい始めた。


「すごいですわルーガ。まるで動物たちの王様みたい」

「そうね、ここまで明確に意思疎通できるなんてどういう能力かしら」

「でもベルゼだって、ハエたちと会話できるじゃねえか」

「生まれた時から一緒にいるからよ。よその家の騎翅ならそうはいかないわ」


 後ろで子供たちがわいわい話すのを聞きながら、俺とルーガは野犬たちを追いかける。

 そりゃあ、あの(ゴリラ)にしてこの子だからな……。すべての獣を従えても納得するよ俺は。


 野犬たちは、俺たちがちゃんとついてきているか確認するように時折振り返ってきた。その様子が何だか可愛らしく、ルーガがいれば彼らとも仲良くやっていけるのではとすら感じる。

 けれどルーガは、そういうことをしないような気がした。自然をあるがままに。自分が生きるための支配はしない。


 野犬たちの先導はそれからしばらくかかった。すでに一般人が立ち入らないであろう深いところまで来ている。


「――父さん」

「ああ。全員、静かに。物音を立てないように……」


 オーメルンと俺の感覚は、同時にその危険を察知したようだった。

 慎重に残り数メートルを進むと、すぐに聞こえてきた。

 人の声。それから木と肉が焼ける臭い。焚火をしているらしい。


 俺たちは木の裏からそっとその様子をうかがった。


「――いつまでこんなところにいるつもりだ――」

「――早くやっちまおうぜ――」

「慌てるな。伯爵がいないタイミングを狙う――」


 ――なんだ……?


 何やら不穏な会話。焚火を囲っているのは、見るからに町の者ではない、野山で暮らすような粗末な格好をした男たちだった。炙った肉片に舌なめずりする顔も粗暴で凶悪。露骨なまでに――山賊だ。


 武装強盗団というのはどの領地にも出没する。しかし傭兵業が発達したヴァンサンカン領では腕利きがすぐに飛んでくるため、あまり馴染みがない。では他領から入ってきた流れ者か。


「伯爵の屋敷は金がたんまりある上に、いるのは女子供ばかりって言うじゃねえか。伯爵がいなけりゃ何の抵抗もできないだろ」

「ついでに女も何人かさらっていこうぜ。ベッピン揃いらしいぜ」

「久々に楽しめそうだ。ぐへへ……」


 ビキビキビキビキ……。


 俺の横で血管が浮き上がる複数の音がする。

 多分話を理解していないルーガ以外、全員青筋が立っている。うちのメンバーはみんなメイドさんたちと仲が良いし、何なら家族の一員とすら思っている節がある。こんな下劣な悪巧みを聞いたら即時開戦、飽和攻撃での殲滅は免れない。


 しかし俺は、彼女らに手のひらを向けてこらえるよう合図を送っていた。


 この流浪の賊たちが野犬を縄張りから追い出した元凶? 正直あまりそういう気配はない。こう言っては何だが……そこまで強くなさそうなのだ。武器こそ持っているものの、山賊モブA、B、Cくらいの容貌。動物を原始的に恐れさせるにはだいぶ足りない。そこが奇妙――。


「ま、男がいようとこいつがいれば怖い者なしだがな」


 頭目と思しき一人が彼らのキャンプの奥に目をやったとき、俺はすべての答えを得ることになった。


「何だ……ありゃ……」


 思わず声が漏れてしまったことを許してほしい。原因は使い古されたテントの脇にうずくまる巨大な獣。


 黒と灰色が入り乱れた毛色。赤々と輝く眼球。狼だということは一目でわかったが、そのサイズが明らかにおかしいのだ。普通あそこまでは育たない。三メートルはあるんじゃないか……?


 違和感を覚えたのは俺だけではなかったらしい。アークエンデたちからも沈黙を介して戸惑う空気が伝わって来る。


 奇妙なのはそんなモンスター然とした生物が、狂暴な吐息を振り撒きながらも大人しくその場にとどまっていることだった。さらに、「おい、その時になったらちゃんと働けよ!」と棒で地面を叩いた山賊に対し怯んだ様子まで見せる。その姿に賊たちの嗜虐的な笑い声が一層強まった。


「魔導錬金の創造生物ね……」


 ベルゼヴィータが小さな声でその正体を告げた。


「生物……。そんなものまで造れるのか、魔導錬金ってやつは……」

「実際はいくつかの動物の合成体……無から生み出したわけじゃないわ。主に従うように強制されてる。彼らは常に怒り、そして怯えているわ」


 それは、何というか……。


「――可哀想だ」


 その一言は、俺の前方から聞こえてきた。


「あっ」と声が出た時にはすでに、ルーガはつかつかと山賊の前へと歩いていってしまっていた。


「……なんだ、こいつ」

「おいガキ、テメェ、どこから――」


 怪訝そうな不機嫌が彼らが抱けた最後の感情だ。次の瞬間、弾丸のように飛び出したアークエンデたちのドロップキックが彼らの顔面をそれぞれ直撃していた。


「て、テメェら!?」


 最後の一人となった山賊の頭目が、近づいてくるルーガへと棍棒を振り上げる。

 彼女は今初めてその存在に気づいたかのようにチラと目をやり、


 バキャ!!


「えっ……」


 その……棍棒を、裏拳で叩き割りました。目の前に迫って来るやつを一発で。ハイ……。


 唖然とした頭目の顔をルーガの手が鷲掴みにする。彼女の見た目はあくまでメイドさんだ。しかしそのメイドさんは、砕けた棍棒の木片がまだ舞っている空間を突き抜け、次の瞬間、山賊の頭部を地面へと叩きつけていた。


 ボスが激しくバウンドした……したんですが、人間ってそういうふうになるものでしたっけ……?


 けれどもルーガも子供たちも、そんなアワレな山賊たちになんてもう一瞥もくれなかった。

 地響きのような凄まじい唸り声が、立ち並ぶ木々の枝を打ち鳴らす。隠れていた野犬たちの泣き叫ぶ声がそこに混じる。


 魔導錬金によって造られた巨大狼。

 伏せた姿勢から頭を持ち上げ、こちらを威嚇している。

 口の端からは、興奮でどこかを噛み切ったのか血の混じった唾液がとめどなく溢れ、瞳孔の収縮も激しい。生物として真っ当な状態でないことは一目瞭然。


「精神的に不安定になってる。質の悪い被造生物の典型ね」


 そう分析するベルゼヴィータの声には、嘲りよりも哀れみの方が勝っていた。

 いくら強者だとしてもこんな心理状態ではまともには生きられない。賊がどうやってこれを手に入れたかはわからないが、主人が違えど一時的に使役され、やがては使い潰される運命に変わりはなかっただろう。後には何も残らない。残せない。


「怖がるな。敵ではない」


 しかし、そんな狂乱に対しルーガは無防備に歩み寄っていった。

 彼女の足が、狼にとっての絶対防衛ラインを踏み越える。途端に膨れ上がる殺気。

 手を伸ばしたルーガに、それでも狼は一瞬怯んだ様子を見せた。攻撃されると思ったのだろう。外の世界に対して常に恐怖しているのだ。その隙を突くように、ルーガの手が狼の頭を押さえた。


「敵ではない」


 彼女がもう一度繰り返した時、俺たちは目を見張った。


 ――グルルル……。


 どこか甘えるような唸りを上げ、狼が目を閉じている。さっきまでの狂気にも似た獰猛さはどこにもない。大人しくルーガに頭を撫でられるがままだ。


「こ、これは……?」


 ベルゼヴィータが当惑の声を上げた。魔導錬金に詳しい彼女がそう反応するのだ。本来はあり得ないことが起きていると、はっきりわかった。


 ルーガが一瞬にしてこの怪物を手懐けた。そう見えた。

 野生児寄りのソラでさえここまで動物と通じ合うことはない。ルーガの生まれが関係しているとしか思えない。


「残念だ。わたしはおまえを治せない」


 悲しげなつぶやきがルーガの口からこぼれ落ちた。


「そうね」とかすかな声で応じたベルゼヴィータは、彼女が何を望んでいるかを即座に見抜いたようだった。虚空に指を一本立て、何事かをつぶやく。チリチリと奇妙な音を立てる小さな風の渦が現れた。


「これは生き物を眠りに誘う“音”よ。けれど長い時間浴びれば昏睡、最終的には二度と目覚めなくなる」


 俺たちは息を呑む。それは安楽死のための魔法だった。


「多分この子は、ルーガがああしてやらないと、ずっと得体のしれない恐怖と怒りに苦しむことになる。とても生きてはいけない。こうしてあげるのが一番――そういうことね、ルーガ」


 ルーガはうなずいて、穏やかに喉を鳴らしている狼へと顔を近づけた。


「おまえを解放する。これまでよく生きた」


 ベルゼヴィータが指先を狼の頭頂部へと押し当てる。

 その間、ルーガはずっと狼を撫でてやっていた。

 俺も子供たちも、それをまるで神聖な儀式のように見守った。


 魔導錬金の狼は、母親に抱かれた子犬のように眠りにつく。

 多分それは、彼が初めて得た安らぎだった。


 ※


 そんなことがあってから、屋敷の周辺に野犬が現れることはすっかりなくなった。

 てっきり懐かれて毎日貢物が届けられるかとも思ったが、やはり彼女たちは君臨すれども支配はしないのだ。


 当然、ルーガに対する家人の好感度はうなぎのぼりになった。

 可愛い格好をすればシャイな女の子になり、男装すればクールなショタへと変身。おまけに屋敷の守り神ときたら好かれない方がおかしい。毎夜メイドさんたちの間では、明日ルーガにどんなコスを着せるかで激論が交わされているとか、いないとか。


 こんなふうに屋敷に新しい風を吹き込んでくれたルーガだったが……。

 後に一つだけ、厄介なクセが判明した。


 これは俺がちょっとした用事で部屋を空けていた時のことになる。


「ひょあっ!?」


 素っ頓狂な声を上げたのは、俺の部屋の前の廊下を掃除していたメイド少女たち。偶然それを後ろから見ていた俺は、首を伸ばして何があったのかを確かめる。


 そこには……俺の部屋から出てきた、男性用ワイシャツ一枚のみというあられもない格好のルーガが!


「ブーッ!!?」


 何だあの格好!?

 そ、そういえば、色々服を試してみたが一番楽なのは島で俺と取引したシャツだった、みたいなことを言っていたような……。まさか、それで……?


 しかも前は余った袖を容赦なくめくっていたのに、今回に限って萌え袖完備。ちょっと肩が見えている着崩し方も、あどけなさと無防備さが合わさり最強に見える。これ絶対陛下のセンス入ってるだろお!?


「たたたた大変、ど、どうする? どうする!?」


 しかし俺以上に取り乱していたのが、それを目撃してしまったメイドさんたちだ。背後に屋敷の主が立っていることなど気づきもせずに、動揺する声を内輪に行き渡らせる。


「今、伯爵様の部屋から出てきたよね? つまりその……“後”ってこと……!?」

「と、とにかくこのことは、お嬢様とオーメルン君とシノホルン司祭とベルゼヴィータさんとメイド長とメリッサさんとトモエさんには絶対内緒よ……!」

「あとバスティーユ様にも内緒!」

「それはないわ残念だけど!」

「は!?」


 きゃあきゃあと大混乱――いやなぜだろうか、彼女たちが楽しそうに見えるのは……?

 そしてメイド見習いたちは最後まで俺に気づくことなく、ルーガを追ってこそこそと屋敷の奥へと消えていったのだった……。

 

 やべ……俺も呆然とし過ぎて、濡れ衣を晴らし損ねた……。


 その後、屋敷では俺のシャツが同時に何枚も消えるという事件がたびたび起こることになる。ルーガが勝手に着ていくにしても明らかに数が多い。一体何が起こっているのか……。


 俺はその真相を……敢えて追わないことにした……。

ああ、やっぱり今回も問題児だったよ……いや屋敷が問題児にしているんだ。


前回分の感想返しは後でやらせていただきます! センセンシャル!

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逃げたのはダーウィンじゃなくて主人公じゃないですか!! ( ゜д゜)ハッ! ダーリンが逃げた!? 魔導錬金生物が悲しみを抱えて去ってしまった"かつてのサン"のようで、ちょっとセンチメンタル このサ…
ヴァンサンカン伯爵様のシャツ>謎の錬金生物を連れた盗賊の群れ 新たな陰謀の臭いはヴァンサンカン伯爵様の素敵な匂いで上書きだァ…!
ルーガさん、野生動物から見たら上位存在みたいな強者なんやろなぁ >棍棒を、裏拳で叩き割りました いや人間世界でも変わらんかったわ >他国を蹂躙でもしに行くのかというようなメンバー 「私とお父様の国を…
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