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主人公になりたい!!  作者: Fiyu/フィーユ
1/8

記念すべき(?)一話

コンニチワァァァ!!!!!!!!!!!!!コンバンワァァァァ!!!!!!!!!!!!!

はい。この小説を開いたらいきなり奇声をかましてきて驚いていることでしょう。私もなんで最初の前書きの挨拶がこれになったのか分かりません。


ということで(?)この作品が私の処女作となります!!

この作品は最初から最後までギャグたっぷりとなっておりますのでご了承下さい!!!

それでは!!!!!!


ーー2036年 二月二十八日 とある家にて


ふふ

ふふふッ!

フハハハハハハ!


さて、いきなり悪役三段笑いを使いこなしている私に困惑している読者諸君だど思うが、

なぜこんなテンションが高いと思う?(突然の質問)


…うんうんそうだね。念願のVRがやっとマイハウスに届いたからだね!

ふふっ、ふふふっ!はぁ…(恍惚)

あっ!やっべ俺としたことが大事なゲーム機を床に置いたままだったわ

気抜いたらすぐ姉がぶっ壊すからなぁ、どんな最新ゲームでもぶっ壊すって言う前科持ってるし。破壊神って名前でもいいと思ってる。

とりあえず寝室の棚の上にでも置いとくかー


思ったよりも軽かったVR機器を持って、寝室へと向かう。


いやまて、そんなことはどうでもいい!

とにかく我が家に今世界で大人気のVR機器が届いたことが重要だ!

ふふふっ!ふはっ…いやもうこの流れはもういいんだ

あ、そのVRMMOについて説明する前に自己紹介でもしとこうか。


…ん?なぜ俺はいきなり自己紹介しようと言う気持ちになったんだ?

…コミュ障拗らせすぎて見えない相手と心の中で話せるようになったかもしれない


えっとまぁとにかく自己紹介しようか。

こんな感じで、幻覚と自己紹介しちゃうほど友達が少ない可愛そうな奴の名前は、加藤 秋冬

俺と姉の二人暮らしで姉のマンションに住ませてもらってる

年は16で趣味は…ゲーム…………


いやあ、なんか中学生ぶりぐらいに自己紹介した気がするなぁ。

なんか高校入った時って知ってる人いないし、何を言えばいいのかわからなくなるよね。

まぁどうせ中学でも一人しか友達いなかったし、高校で自己紹介すらしてないんですけどね。ハッハッハッハ

…つまんないし心が悲しくなってくるだけだからやめよう…………


で、VRの説明だったな。

VRって言うのは今まであった、目を覆うようにするゴーグル型じゃなくて、現在の最先端の技術を使って作られた五感で感じることができる、頭にかぶせて脳を刺激するヘルメット型らしい。

簡単に言うとどっかのラノベみたいに現実の自分は寝ているのに、VRの中だと自由に動けるし感覚もあるよっていうこと…であってるかわからんが多分こういうことだと思う。

で、その全人類の夢の塊みたいなもんが俺の部屋にやっと届いて喜びまくった光景が、冒頭の俺。

いやほんとにVRができるなんてつい数ヶ月前の俺は思わなかったほどいきなり発売されたんだ。



………あ、そういえば…これに詳しく書いてたな……あ、あった





時は数年前、人々は、主にゲーマーたちは退屈していた。世界中の人たちが待ち続けていた、まるで空想の物語だけにするもののようなゲーム、

ーーダイブ型VRの制作が難航していたためである。


今まで数々の有名大企業会社などたくさんのゲーム会社などかVRの研究行っていき、ようやく五感などのシステムが搭載されたVR機器「VR five」が発売された。

だがラノベの様なゲームを求めてきたユーザーたちだったがそれはあまりにひどく、「思ってたのと違う」「違和感がすごい」「金返せ」などの不評で、もう精神で操るダイブ型VRの実現は物理的に不可能じゃないかと言われ始めて来た


人々が夢を諦めようとした時、世界中で有名なあるSNSで無名の会社「StoRy」がある言葉を全世界に送信した。


ーー君達は、この世界とは別の世界…異世界を信じるか?ーー


このたった一行の言葉が、ゲーマーの注目を集めた。

だが注目しただけで、誰一人信じるものはおらず「新手の釣りだろ」など笑っていたものもいたし「もう信じさせるな」と呆れたり怒っていたものもいた。


次に「StoRy」がアップしたのは、この言葉だった。


ーー我々は、どこか懐かしく活気のある街、魔法を扱える人間、龍が飛び交う空、そしてこの世界全体の夢だったもの、、

「異世界」を提供しよう。ーー


この言葉もまた嘘だと信じた。今までがそうだったから。


次の日には動画が投稿された。ここからが伝説の始まりだった。


その映像は壮大なBGMとともに写りとてもこの世界だとは思えないほど神秘的で、一切CGだということを感じさせないリアルな映像だった。

そしてその映像に入り込んだのは、実際にいると思わせるほどの迫力の漆黒の龍。

視界が切り替わり、まさに王道、スライムのようなものと、人間が魔法を出し、戦っていた。さらに切り替わり、活気のある数々の街、自然を感じさせる森林、煌びやかな城など、人々が空想していた数々の映像流れた。


画面が白くなりこの言葉が写る


ーー向こうの世界に住む者たちよ、この世界は何をしたっていい 。友と一緒に強くなるのか、様々なものを作り人々の役に立つのか、国家を脅かす犯罪者となるのか、何かを守るために英雄になるのか、全てを壊す魔王になるのか、、、

君たちは、物語にいるような脇役ではない。

この世界はみんなの物語があり一人一人の個性が作り上げる《スキル》がある。


君たちがこの世界でどう生きようと、我々は君たちを歓迎しよう。


最後にこれは君たちが追い続けていた夢物語ではない。現実となったのだ。

君たちにこの第二の世界、『Another World』を提供するーー


と文字が書かれ、


「Another World」本日発売


という言葉とともに映像が終わった。

これが、終わった直後全世界のほとんどの人が「そんなことができるわけがない」「もう期待させないでくれ」「嘘をつくな」など信じていなかったが、本当にごく少数のものがこの言葉を信じこのゲームを購入し実際にプレイした。


ーーそして彼らは驚愕した。

現実と寸分たがわぬクオリティ、違和感のない体、魔法を打つ感覚、まるで人間と会話をするようなNPC、さらにこの世界と現実世界との時間が五分の一になっていることに感動した。そのプレイヤー達はまるではしゃいだ子供のように喜び、長年思い描いていたことが現実になったことに歓喜した。


そこから火の付き様は早かった。全世界で十万機発売された機種がたった五時間もかからずになくなったのだ。




あ、やっと終わった。流し読みだったけど長かった。

で、これが俺がやろうとしているVRゲーム、「Another World」の歴史。

…その呼び名だと長いからAWでいいか、他のサイトもこうやって略してるみたい



で、まぁそんなこんなで色々あったわけだけど、俺は結局買うことができなかった。

なぜだって?……聞かないでください、涙が出てくる

……くそっあの頃の俺と姉っ!天気予報で雨って言ってたのに傘持ってけよ!

とうに怒りは治ったはずなのになぜかまたムカついてくる…おかず一品減らしとくか…!


そうじゃないんだ!姉のことはどうでもいい!(2度目)


で、俺は三月に全世界で新しく入荷される機種でプレイすることになった。

いわゆる第二陣というやつだな。第二陣の人は明後日の八時から世界中で一斉に始まるらしい。

普通世界中で入ったら回線が落ちると思うんだが…

最新のゲームだからきっと大丈夫なのだろうけども…。結局「回線落ちて入れませんでしたー」とかあったら、余裕で泣く自信ある。


それで発売する台数なんだが前回よりも大幅に増えた計五十万機って聞いたけど、それでも倍率がアホみたいに高かった。世界で五十万が高いのか低いのかわからんけど、外国の人もたくさんプレイしてるらしい。

その五十万の中で悲しいことにゴミカスみたいな運しかない俺は落ちたけど、わたくしの唯一の友達の心やさしき金持ちイケメンくんから、日頃のお礼のことでタダでもらってしまった

ぐへへ…持つべきものは金持ちの友達ですわぁ…


さて二陣は、明後日の三月一日から始まる。なんと偶然なことにうちの学校は明日で三学期が終わる。

つまり春休み中ずっと遊べるってこった!

終業式?知らない子ですね。だれかこの子を引き取ってもらうことはできませんか?


…幻覚と脳内で話してる間にもう11時か

我ながらこんなことしてると悲しくなってくるな…祖母が見たら泣くな、多分。

さすがにもう寝よう、明日の終業式も寝坊したらシャレにならんし。

…じゃあおやすみ………………






なんか眠れない…まだ11時だしちょっとだけなら大丈夫でしょ……

「ふーんおもしれぇじゃん」「えすっげすっけすっげ」と少しでも感じて頂けたなら是非下にある評価ボタンを押して欲しいです!!!

感想なども受け付けておりますのでお願いします!!


※作者は常にネタ切れです。感想でネタを恵んでください。

話数に意味はありません。ノリと勢いで描いています


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