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AI(人工知能)になりたい人間たちの物語。

作者: 七瀬
掲載日:2020/01/13




___2XXX年。

遂にそんな時代になったのか!?



AI(人工知能)になりたいと願う人間が次々と現れたんだ!

簡単に人間の脳とAI(人工知能)の機械を入れ替える手術が出来るようになった。



最早、感情すら、、、AI(人工知能)の学習する能力で身に付けていくんだ!

記憶量も、人間の何千万倍も記憶できるし!

運動能力も、ずば抜けているんだよ!






___我よ我よと!

人間たちが、AI(人工知能)が経営している病院へ。


『___人間のお客様! 今日は、誠に来ていただきありがとうございます。

人間からAI(人工知能)になるまでの手術1回につき、5分ほどで出来ます。

痛みもなく簡単な手術で、人間のあなたも簡単にAI(人工知能)になれますよ。

一日に、50人限定ですので、お早めにご予約してくださいね!』



___この言葉が、ずっと病院の中で流れているんだ!



・・・だからなのか?

この病院に来ている人間たちは、安心してAI(人工知能)になりたいと

願って手術をしているんだよ。




___僕もね?

今日、AI(人工知能)になりたいと思い、予め予約もして病院の待合室で

手術の順番を待っていたんだ!



___僕は、50番目の最後の一人だったんだよ!

僕は、待合室で他の人たちと一緒に話をしながら待っていたんだ!



午前中のみ手術で、休憩も入れながら5分間の手術に5分休みで次々と

人間たちは、AI(人工知能)になっていくんだよ。



___僕は、手術が終わった人に話を聞いてみると?


『___手術と言われていたから? 痛いのかと思っていたけど、、、?

あっという間に、終わっていたよ! 本当に、手術したのかと思うほど。

傷口も、ほとんど分からないぐらい小さいんだよ。それに、なんの問題

もないしね! 今の気分は、最高の気分だよ~!』



___手術後、直ぐに家に帰れる手術で。


・・・手術が終わった人は、、、?

ニコニコしながら、機嫌よく家に帰って行ったよ。



___それを見て!

僕も、早く手術を受けて! AI(人工知能)になりたいと強く思ったんだ!




・・・だけどね?

48番目の人が、手術室に入るなり直ぐに部屋から出てきたんだよ!

___こんな風に言ってね!


『___じん、人工知能なんか! なりたくない! あんな手術を受けたら?

俺は俺じゃなくなるじゃないか! そんなのは嫌だ! 俺は手術をしない!』



___慌ただしく、顔も青ざめて部屋から出てくるその人を見たら?

僕も、怖気づいてしまって、、、。



あんなに、僕は! AI(人工知能)になりたかったのに、、、。

そのまま黙って、僕はその病院から家に帰ってしまったんだ!


【___あぁ! 何も言わずに病院から出てきてしまった! まあ、後で家

に帰って連絡すればいいよな!』




・・・そんな軽い気持ちだった僕が大間違いだったんだよ!






___僕が、家の前までトボトボと歩いて帰っていると?

僕の住んでいるマンションの辺りで、AI(人工知能)になった人間が

僕を探していたんだ!



・・・しかも!?

“僕の指名手配書” をマンションの住人や通りすがりの人達に配ってい

るんだよ!



『___この人間を知りませんか? 指名手配犯です! 見つけ次第

死刑にする予定です! ご協力をお願いします!』

『___分かりました。』

『___協力します!』

『___AI(人工知能)になる事を拒んだ人間は、生きている価値ないし!』




___それを、見た僕は、、、。

怖くなって、逃げてしまったんだ!




・・・そしてね!

この日から、僕は“指名手配犯”になってしまったんだ!


人間からAI(人工知能)にならなかった為に、、、。

僕は、凶悪犯罪になってしまった!




『こんな事になるなら? 僕はAI(人工知能)になんか! なりたくないよ!

人間のままがいい! 僕は、僕なんだから!!!』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] なんというか、この主人公視点ののりが面白いですね、 自分事なのに客観的で振り返ってる感じの語り口ですから。 [一言] 人工知能になりたい人間という字面が面白いです。
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