42話(最終章):農業の6次産業界への挑戦2
柿を使ったスイーツ「柿のシャーベット、柿プリン」、サツマイモ・紅はるか
を使った「スイートポテト」「干し芋」、イチゴ・紅ほっぺを使ったジャム、
柿を使ったスイーツ「柿のシャーベット、柿プリン」苺、梨のシナモン風味の
コンポート、ジャム、以上のスイーツについては生産農家の多い泉区、都筑区、
青葉区の農協で試作して挑戦することになった。
2016年、最初にサツマイモの紅はるか、が旬を迎えて、焼き芋、
スイートポテトが店頭に出すと直ぐ売れて生産場米にあわないような勢いだった。
そして小さく物や形の悪い物は全てスイートポテトにして売れ残りがないのが
一番良かった。しかし干し芋は生産効率が悪くてメリットが小さく製造しない
ことにした。その他のサツマイモも売れ残りはバターやフレーバーを加えて
スイートポテトにして売れ残りをつくらないと言うメリットは生産者農協に
とっても大きな収穫だった。それに販売単価が上がるのも大きい。
その後、2月からは、苺・紅ほっぺが出てきて形の悪い物は、手作り苺ジャム
にして販売して規格外、売れ残り対策には効果的であった。それにシナモンや
、フレーバーを加えたジャム好評で単価が高く収益が上がった点も良かった。
その後、夏は梨の仕事に土日中心にアルバイトさんが入り、夏休みの学生さん
の応援も梨農家にとって助かった様だ。梨のシーズンに来て梨のシナモン風味の
コンポート、ジャムも好評でこれもフレーバーを工夫すれが多種類のジャムが
作れた。
しかし、梨ジュースは採算性が低く、取りやめ、規格外、形が悪い、皮の
色が悪いのは全て、梨のコンポート、ジャムにして収益性が上がった。
11月になり本格的に柿のシーズンになりこれも最初に規格外、形・色の
悪い商品を大量に集め、「柿のシャーベット、柿プリン」を作ると、早々に
完売する販売所が多く収益性が上がった。その他、予想外のだったのは、梨
のシナモン風味のコンポート、イチゴジャムを使ったスイーツ、紅はるかを
使ったスイーツ、スイートポテト、紅はるかを焼いた芋をクッキー、トースト、
パンに挟んだ商品を近隣のレストランで工夫して使い始めたのが大きな
収穫だった。
そして総括してみると、いままで売り物にならなくて困っていた農産物が
加工することによって、ほとんど全て商品になった事による収益性の向上が
一番のメリットで、2番目が地産地消を合い言葉に地物とレストランでのPRに
より地場の果物を使った商品を作ってくれた事だ。3つ目に梨の作業でも単純作業
でも多くのアルバイトを集め手一気に仕事をこなせることによって作業効率が
良くなり農家の人の苦労や労働時間が削減できた点も大きな収穫だった。
変わったことは焼き芋販売の軽トラックが増え「紅はるか」を作る農家が
増えた事などが挙げられる。こうして大きな収穫が得られた2016年が
終わりを告げ、2017年を迎えた。この成功から久保伸介は近くの親戚を
含めて収益の上がる農業として6次産業化農業をめざした。
人気の高い、蜜芋亜・紅はるかを大量に生産し、また、形の悪い、そのままでは
商品にならない、紅はるか、富有柿、浜梨、紅ほっぺ、リンゴなどを現金で
買い集めて自分の所で加工した商品として販売を始めて、かなりの収益を
上げることを実証した。
それによって久保の分家筋でも以前の貧農の生活から脱皮できて、生活向上に
結びつき、その年、この久保伸介の業績が認められた。2018年4月に、
久保夫妻がJA橫浜から金一封と感謝状を受けることが出来た。受賞理由は、
地元の農産物で地産地消、農家の生活向上に大きく貢献した事だった。
受賞後のJA橫浜が受賞記念パーティーを開いてくれ、久保伸介と奥さんの
久保成美さんと久保の分家筋に酒をついでくれ宴会を開いてくれた。(終了)
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