41話:農業の6次産業界への挑戦1
こうして2015年が終わり2016年を迎えた。今年は浜梨の6次産業化
にも挑戦しようと農協の職員と浜梨農家と地元、橫浜市の都筑区、青葉区、
港北区、緑区の4地区を順番に農協と生産者とレストラン食堂の人達を、
その地区の農協の施設に集めて浜なしと柿のレストランでの利用のお願いと
具体的な流通方法などについて話し合った。
最初に農協の担当者が地元の特産物を地産地消の促進のため地元の
レストランで使って欲しいという話するとレストラン側から価格交渉と
配達方法について聞かれた。その後、質疑応答の時間になり、梨の場合、
むくのが面倒で手間がかかるので使いにくいという話が出た。
そこで農協の方で梨むき機が5千円前後で売っていると教えた。
つぎに、梨のジュースにして売る場合、単価があわないしジュースにした
製品を納入してくれるなら良いがレストランで作るのは面倒だという話になった。
そこで、農協の女子部の人に皮むき器で実際にむいてもらい、切った梨を
食べてもらい、またジューサーで作った梨のジュースも飲んでもらったが、
味は、いけるので、考えて見ようかという話が。洋食屋を中心に数件、
話題となり、配達は、お願い出来るよねと言うと、週に3回は配達できると
農協の方で伝えた。
3回なら何とかなるとレストラン側の反応。次に、柿の話になり、柿は
熟すとゼリー状になり、ガクの部分を切り落としてラップにくるんでい冷凍庫へ
入れてつくった柿シャーベット。完熟した柿を常温で1時間ほどかけて半解凍して
からの方が食べやすいと教え、更にレモン汁をかけてみて食べると美味しいと言う
と、確かに旨いと好評価だった。柿をくりぬいて果肉をミキサーにかけて、
牛乳を追加し、冷蔵庫で冷やし、くりぬいた柿を器にして盛りつけて、
上からカラメルソースをかけて食べてもらうと、これも良いねと言った。
梨よりも柿の方が使い道があるかもしれないと、興味を持ってもらった。
そして、農家の方でも熟しすぎた柿を冷凍して保存すると言うアイディアは
使えるし、廃棄する商品が減るので大助かりだと喜んでくれた。その他、
イチジク農家の方からも美味しいイチジクジャム商品が出されて、
これもアイスクリームやケーキ、ホットケーキ、料理の脇役としても応用が
効くと言われ、喜んでくれ、農協の方でイチゴジャムまでつくって配送して
くれるんですねと確認を取ると、数量的な問題は多少あるけれど供給できます
と言った。
逆にレストランが側からとろとろやホクホクのさつまいもの甘い焼き芋を
作ってもらえると、それを応用して美味しい料理がつくれるとが提案された。
例えば安納芋、里娘、紅はるか、紅天使、紫芋・パープルスイート、
シルクスイートなどをつくって、じっくりと時間をかけて大量の焼き芋を
作り、冷やして供給して欲しいというと出来ない事はないが、手間がかかり
販売価格は高くなりますよと、農協と生産者が言うと、それは想定内ですと
笑いながら、レストランのオーナーが言った。
どっちにしろ、試験的であれ、一度挑戦したいとも追うので、今回、
情報をいただいた方と生産者の農家と農協と打ち合わせて、今年、テスト
してみたいと思いますので是非、協力の程宜しくお願いしますと農協の
責任者の方が言った。そして午後5時まで熱のこもった話合が行われた。




