38話:川崎と橫浜農協で柿を推奨
この話を聞いて久保伸介は川崎北部の麻生区の農協と橫浜市の農協の合同
勉強会を開き話し合いの結果、富有柿を11月以降のメイン商品として栽培
していく事を確認して、その行動計画を建てた。そして、その資料を橫浜、
川崎の農家に配り梨の収穫後に柿を栽培しようという農家が10軒、現れて、
以前、梨の時に成功したの橫浜の農家も参加すると言ってくれた。
そして実際に富有柿を生産している農家の人を講師に招き育て方をきいた。
そして商品の出荷時期がぶつからないように露地栽培の富有柿と次郎柿と
栽培することとした。そして、今年実際に富有柿と次郎柿を栽培している
農家をこれから始めようとする農家の人が手伝いながら、栽培方法、
収穫方法など、詳しいことを聞いて原木を売ってもらう話合いがされて
20本の木を買い受けることとなった。
そして富有柿の勉強会が開かれた。富有柿は「ふゆがき」、「ふゆうがき」
と読みます。甘柿の中でも大きい果肉が魅力の秋を代表する果。果肉は
柔らかいといわれているが食べごろのパリパリとした食感が楽しめる。
国内で生産量が多い柿の品種ですし甘柿の中でも糖度が高く果肉の
食感から富有柿は「甘柿の王様」と呼ばれています。
富有柿は贈答用にもなっていますので実は高級な果物だった。
富有柿の糖度は16~17度が平均値。ものによっては19度になる物もある。
この甘さはほかの食べ物で例えるとメロンの中心部に近い甘いところと
同じだといいますから、かなりの甘さであることがわかる。
柿は大きく2つに分類されています。甘柿と渋柿ですね。さらに分類されて
いて、甘柿には「完全甘柿」と「不完全甘柿」、渋柿には「完全渋柿」と
「不完全渋柿」があります。完全甘柿の主な品種はわずか2つだけで富有柿と
次郎柿のみです。富有柿は完全甘柿の市場の半分を占めている。
完全甘柿の最大の特徴は、渋抜きをしなくても木から取ってそのまま
食べられること。だから富有柿は歯ごたえを感じながら頂くことが出来る。
完全甘柿以外のほとんどの柿は渋さがあるのですが、富有柿のような
完全甘柿は突然変異で生まれたいわれている。富有柿が生まれた原木が
岐阜県瑞穂市にあり岐阜産の富有柿の発祥の地が、現在でも富有柿の生産に
精力的に取り組んでいる。富有柿の収穫時期は11~12月上旬。
11月が最盛期で富有柿の収穫は約一カ月。
栄養面で調べていくと「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれる
ほど、実は柿にはたくさんの栄養素が含まれている。柿を食べると体の
抵抗力や免疫力が自然に付きますので、風邪を引きにくくなるとも言
われる。
柿には二日酔いを予防する効果が期待できる渋味の元の「タンニン」
のほか、リコピン、ミネラル、食物繊維、ビタミンA、ビタミンCなどの
栄養素が含まれて、中でもビタミンCはミカンの2倍も含まれています。
柿1個食べると一日分のビタミンCが摂取できるほど豊富に含まれている。
柿は酸っぱくないのにビタミンCが豊富なのには意外。酸っぱいフルーツが
苦手な方には柿を食べるのがいいかも知れません。




