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23話:吉川君の食道癌治療とクルーズ

 2014年2月20日、吉川君に舌悪性黒色腫が見つかった。もしかしたら

以前の舌がんの転移かも知れないと言い精密検査のために入院した。

 その結果、頭頸部非扁平上皮癌であることが判明した。そして吉川君が

東京大学時代の友人で入院した橫浜労災病院に勤務している医師の斉藤Dr

に面会して根治的な治療について意見を聞いた。すると費用はかかるが

重粒子線治療が良いのではないかと言った。


 橫浜労災医病院を退院後、自宅療養を奨められ早期退職を決意し2014年

3月に吉川君が44歳でN証券を早期退職し病気療養に専念する事にし

退職願を会社に提出した。その後、相鉄線の二俣川駅の近くにある

神奈川県立ガンセンターを紹介してもらい転院していった。

2月25日に二俣川駅の近くにある神奈川県立ガンセンターへ行き診察を

受けて以前、舌がんがあった事も考えて、慎重に1ヶ月入院して2日に

1回の重粒子線照射での治療で合計16回の照射の治療と決まった。


 ただし、この治療は先進医療となり、350万円と一般診療の自己負担分

3割が、かかると言われた。しかし吉川君は、以前、万が一のためにガン保険

に入っていたので支払いは大丈夫ですと答えた。そして3月26日に

退院してきた。その後、月に1回、県立ガンセンターへ通院して経過を

観察することになった。


 その頃、久保伸介は無職、無収入で毎年200万円程度、資産が減り、

ちょうど車の買い換え、家の全塗装も重なって新生銀行の久保夫妻の資産が

資産が3千万円になった。吉川君の退院の知らせを聞いて久保伸介と奥さんが

吉川君に退院祝いの果物を持って訪問した。すると喜んでくれ、吉川君が

もう少しして、元気になったら、夫婦どうし4人で国内、海外、クルーズ旅行

などを楽しもうと言った。


 そのためにも遊ぶ金、つくりの投資もやろうと笑いながら言ってくれた。

 十分働いたから、これからは楽しむ時間だと本当にうれしそうな顔をしていた

の吉川君の奥さんの吉川里美さんが今迄の苦労を思い出したのか思わず涙ぐんだ。

 つられて久保成美さんも涙をハンカチで拭いた。それを振り切るように吉川君が

、久保に、お前は早期退職の先輩だから旅行のプランには詳しいだろうから、

計画立ててくれと言い、これから一緒に後半の人生を楽しんで生きて行こうぜ

と握手した。


 そして吉川君が俺は、こんな性格で白、黒はっきりして熱くなるタイプなので、

友人も久保だけしかいないから、頼むなと言うと感極まって涙を流した。すると

久保が黙って吉川の肩に手をやり、俺が守ってやるよと伝えると、言葉が

出なかった。


 しばらくして、落ち着いて、じゃー、これで帰ると久保夫妻が吉川君の家を

後にした。その後、7月26日、橫浜港出発して、北海道周遊し、その後、

ロシア、小樽、函館、青森ねぶた見物の10日間のツアーに行かないかと

久保伸介が吉川君に聞くと行くと言うのでツアー会社の名前を教えて、

海側バルコニーを2人で60万円で予約した。

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