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12話:吉川君の癌3

 しばらくして、落ち着きを取り戻して、吉川君が、もう遅いから帰ろうと

言って店を後にして、別れた。その後、5月になり吉川君の奥さんに彼の様子と

退院日を聞くと手術は無事成功して退院は5月10日だと教えてくれた。

 退院当日、大きな車で彼を乗せて自宅まで送ると約束して電話を切った。

 5月10日、午前10時に病室に行くと、既に私服に着替えた吉川君が、

面倒かけて悪いなと笑いながら言った。いつ頃退院できると久保が聞くと、

今、女房が費用の精算をして薬をもらってくれば、退院できると言った。


 少しして奥さんが病室に戻り久保に挨拶し、お待たせしました、これで

退院できますと言い吉川君と一緒に久保の後についてきた。駐車場の久保の

借りてきたステップワゴンに乗り込んで10分位で吉川君の家について駐車場

に車を止め家に入ると息子の吉川太一君と奥さんの御両親が待っていた。

 久保が快気祝いですと大きな果物詰め合わせを吉川君に渡した。

 済まないな、と言うので、それより早く元気になってくれないと困るよと

握手した。わかったよと笑いながら言い、また、連絡すると吉川君が言うと

、じゃー俺、帰ると久保が言うと義理の御両親が本当にお世話になりますと

頭を下げた。


 秋になり、浜梨のシーズン梨もぎの人手が足らないというので久保夫妻も

手伝いに行くと、子供達も喜んで手伝ってくれ、いっぱい浜梨をいただいて

食べた。今年12月の同窓会が先生の病気のために中止になったと連絡が

入った。その後、実家で12月24日のクリスマスパーティーを開き、

大きなケーキと鳥の丸焼きを買い込んで、ケーキのローソクに火をつけ、

長女が吹き消して、楽しい時間を過ごした。


 やがて2005年が終わり、2006年を迎えた。2006年は正月から

両親が風邪をひいてダウンしてしまい、奥さんの久保成美さんが、

おかゆをつくり、その他、果物を買って、久保伸介が1人で、マスクして

実家に食事を届けた。1週間ほどして両親の風邪がなおり久保一家で

両親の家に、改めて挨拶に伺った。


 その後、初詣をした。2月に久保一家と両親の6人で熱海の桜祭りに

出かけ、熱海の海岸を散歩して桜見物し来宮神社にお参りして、ゆっくり

温泉に入り、2泊して帰って来た。その後、梅雨になり、あけると厳しい

暑さの7,8月。今年も同窓会が12月19日開かれるとの便りも入り

久保も吉川君も参加を予定した。


 2006年4月5日、以前、乗っていた父の車が古くなったのでトヨタの

エスティマ・ハイブリッドの新車を500万円で購入し資産が3500万円

となった。早速、山梨の桜と桃の花を見に新しく買ったエスティマに

久保一家6人で出かけたが乗り心地の良さが別格で両親も景色を見ながら

自然に眠りについたほどだった。山梨の温泉に一泊して、帰りは一宮御坂

インターチェンジで降りて、みさか道を南下して河口湖に出て、一周して

、富士吉田の町中のうどん屋さんで、昼食に名物の吉田うどんを食べた。

 ちょっとちょっぱいが太麺で田舎うどんと言った感じが懐かしかった。


 その後、山中湖に出て一周して、御殿場を抜けて、箱根強羅温泉に宿を取り、

もう1泊して、温泉に入り、翌日は芦ノ湖の遊覧船に乗って、霊峰富士を

眺めならの時間を過ごした。帰りは西湘バイパスから小田原、大磯、平塚、

藤沢から橫浜へ帰って来た。

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