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中二病のうた  作者: 朝倉新五郎
7/20

迷いたくない迷いの森で何かを探すのだけど

戻りたくてももう戻れない何かを見つけたから


探していたものはこんな小さな

頼りのない欠片だけ


迷い訪ねて手に入れたのはこんな小さな欠片


Ah迷うが良い僕の貴方よどこまでも


Ah迷って欲しい私の貴方いつまでも


彼方から寄せる波は銀色に彩られた時

針の動きが止まっている間だけ生を持つ


此の世の闇と違う闇の狭間でうずくまっていた

光届かぬ夢の欠片も無いままに生を痛む


何故に愚かなものは届かぬ物を探すのでしょうか

何故に賢きものは過ぎゆく者の傷みを知ろうとしない


夢は愚かな者だけの物

夢は愚かな物だけの者

決して届かぬ暑い思いはその手伸ばし空へ


生き続けると誓う呪いは

誰のためにあるのか


滅ばぬ躯心引き止め

誰の笑顔を待つのだろうか


ナニモナイところからうまれて

ナニモナイところにかえるだけ


悪いことじゃない辛いことでも

過ぎ去る時がなみだもぬぐう


ドコカニイキタイそれだけを

いまも求め続けているうたに


すべてをのせてうたおう今此処で何かが始まるのなら

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