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中二病のうた  作者: 朝倉新五郎
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天上天下唯我独哉

誰かがいつかボクを瑕つけるだろう

完璧だったボクはもう世界には居ない

痛いのは生きているから

苦しいのは生きているから


言い聞かせても痛みも苦しみもそのままで

なんでも相談してねの言葉が余計に辛い

このまま消えられればいいのにな

誰にも知られずに消えてしまえればいいのにな


夢が薄れ自分という現実の檻の中過ごしてる

居るはずのない仲間を探しては迷い子になる


ボクがいつか誰かを傷つけないように

不器用なままボクはまだこの世界に居る

悲しいのは一人だから

切ないのは一人だから


言い慣れた希望も喜びも彼方に飛んで

言葉に出来ない明日が重くのしかかる

このまま時間が止まればいいのにな

ボクしか居ない世界に住めればいいのにな


空が暮れて今日という現実の夜がやってくる

あるはずのない自由を探しては途方に暮れる


こんなにも辛い日々がボクだけのもので

こんなにも悲しい日々がボクだけのもので

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