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中二病のうた  作者: 朝倉新五郎
15/20

桜ひとひら散りゆく前に

どうかひとこと私にください


空の果てから海の果てから

届く言の葉願いをかけて


人の夢は儚いという

願いは桜に似ていますか


叶う叶わぬ叶ってほしい

空を見上げて待っています


季節はいつしかまた繰り返し

想いはずっとまだ続きます

私が忘れてしまうまでは


桜ひとひら風に舞う日に

どうかひとこと私にください


地の果てまでもどこまでも

追いゆく心は願いに染まる


望みの中の亡くすの文字は

願うことさえ奪うのですか


聞こえる聞こえぬ聞こえてほしい

風に吹かれて待ち続けます


季節もいつしかまた繰り返し

思い果てるまでまだ続きます

私が忘れてしまうまでは


季節の中に消え逝く桜

あの時の景色が過ぎてゆきます

私が忘れてしまうまでは

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