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中二病のうた  作者: 朝倉新五郎
11/20

貴方を見つけられたから

夢を見ているように過ごしている

貴方を見つけたあの日から

そうじゃないね

貴方を知ったあの日から

また失いたくない何かを手の中に

それでも構わない

僕は不器用な愛し方しか出来ないけれど


独りで居るのだと決めていた僕に

貴方は通りすがり僕を見つけてくれた


今を知るためだけに過ごしている

貴方を愛したあの日から

そうだろうね

貴方を知るたびに重なる

記憶が僕の邪魔をする怖いよ

それでも構わない

僕は何も出来はしない言葉しか伝えられない


独りで過ごすのだと決めていた僕に

貴方は声を聞かせて僕を知ってくれた


どう言えばわからないけれど

これだけは言葉にできるんだ


僕はきっと貴方を愛しかけている

これが明日になれば愛に変わるのかな?

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