閑話という名の技説明
龍力法ってなんなん?
これは、王国へと戻ってきたノトキアが、フォクセイに《携帯通話》したことから始まった、ちょっとした雑談である。
ノトキア
「……なぁ、フォクセイよ」
フォクセイ
「ん?どしたの」
ノトキア
「いやな。帰国している間に考えたんだが……」
フォクセイ
「うん」
ノトキア
「技の説明とか、した方が良いんかな?」
フォクセイ
「ああ、オリジナル(笑)ばっかだもんね」
ノトキア
「まぁなぁ。『アステリオス』の奴らには説明要らんだろ?だがなぁ」
フォクセイ
「そうだねぇ。ノトキアさんの"あれ"らが、追われている理由だしね」
ノトキア
「いや。奴らが作成した"あいつ"倒すにゃ、仕方ないべ?」
フォクセイ
「まぁね。あれ、私の魔法でもビクともしなかったし」
ノトキア
「お前の"通常"魔法わな。"創作"魔法はガリガリ削ってたじゃねぇか」
フォクセイ
「あー。結構面倒くさいんだよねぇ……あれ」
ノトキア
「何だっけ?《血槍蒼乱》だっけか?」
フォクセイ
「それはノトキアさんのでしょ?私のは《血槍》だよ。名付けたのノトキアさんでしょうに」
ノトキア
「あれ?そうだっけ?」
フォクセイ
「ばーかばーか。それはさておき。説明するんでしょ?」
ノトキア
「おう。まずは《衣装交替》か?」
フォクセイ
「それはまんまだよね。衣装替えるだけ。むしろ《聖歌聖援》とか」
ノトキア
「《抗続聖者》とかか?」
フォクセイ
「そうそう。私もよく知らないんだよね」
ノトキア
「そりゃな。あれは龍力法の中でも、最上位クラスだしな」
フォクセイ
「私ですら避けれない状態異常付与とか……」
ノトキア
「そうだな。《聖歌聖援》は、状態異常 《昏睡》を『状態異常耐性』を無視して与えるんだ。更に、周囲を一面『龍聖女乃華』で埋め尽くし、任意に敵を選んで、聖属性及び焔属性の回避不能攻撃を行うんだ」
フォクセイ
「花畑にする意味は?」
ノトキア
「無いな。んで、《抗続聖者》は……自身に状態異常 《憤怒》及び《呪詛》を付与するんだ」
フォクセイ
「マゾ?」
ノトキア
「いや、そうではない。何せ、全ての能力値が六倍になるからな」
フォクセイ
「相変わらずの壊れ性能」
ノトキア
「良いじゃねぇか。てめぇの《かごめかごめ》よりかはマシだろう?」
フォクセイ
「あーあれね。凄いでしょ?最高位魔法をふんだんに掛け合わせた、人を救い敵を消す魔法」
ノトキア
「おいおい。状態異常満載に全て耐性無視。挙げ句のは果ては、聖属性除いた全属性ダメージの回避不能攻撃。萎えるよな」
フォクセイ
「あっはっはっは。ああ、そういえばさ。 《度重刻渦》って、無限攻撃出来るじゃん?」
ノトキア
「おう、そうだな。ステータスが残念になるが」
フォクセイ
「それって、《龍魂咆哮》で回避できちゃうよね?」
ノトキア
「俺だけだがな。しかも、俺はステータスが下降も上昇もしないから、意味がない」
フォクセイ
「…… 《度重刻渦》って、使えないね」
ノトキア
「まぁ、な。使える場面は限られるな。だが、さっきも言ったが、俺は無限に攻撃出来るぞ」
フォクセイ
「《龍魂咆哮》は種族がドラゴンって名のついた~だよね?」
ノトキア
「そうだ。ステータス変更効果を一切受け付けなくするものだ。ドラゴン以外には、焔属性で即死ダメージが入るからな」
フォクセイ
「ところで、そもそも龍力法って何さ」
ノトキア
「龍力法は、ドラゴン族が使用する"創作"魔法と思えばいい。精霊魔法とかと一緒だ」
フォクセイ
「ふーん。あ、そろそろ準備できた」
ノトキア
「おう。まぁのんびり来いや」
プツッ……プープー。




