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株や投資をした事で、仕事の報酬が増えたお話

作者: 孤独

個人的に

【10年間で、最低でも1000万円は手元に来るはずだから、10年間はその1000万円をどう使おうか】

って考えると、仕事を続けられると思います。


株や投資はギャンブルだと思っていませんか?

そんなことはありません。

将来のための資産運用は大切な事です。

さぁ、あなたも始めましょう。


◇        ◇


将来にいくらの貯蓄が必要か?

それは自分自身が年老いた時に、本当の額が分かるから。きっと今の試算はアテにならない。

何歳でこれぐらいの貯蓄をしておけばいいだろう、そんな基準はあっても実際に貯めている人はあまりいないだろう。貯金は人によってとても難しい事だったりする。


「最近、資産運用というか、投資を始めたんだよ」

「へぇ~」


社内でもそんな人はいくらでもいる。

その一人のお話だが


「そしたら気になって気になって……株価やニュースばかり気になってさ。はははは」


朝起きたらすぐに株価のチェック。朝飯を食いながら情報を仕入れ。通勤途中でニュースの確認。仕事が始まるギリギリの時間でも株価のチェック。トイレ行っている間、個室に入って株価のチェック。仕事中の合間も株価のチェック……。


「気になって気になって!!仕事辞めてぇっ!!」

「いや、働いて」


なにしろ大金。これまでの自分の貯金額の半分ほどを投資に回したらしく、これで勝手に増えていくならどれほど楽だろうかと思ったが、……投資の失敗リスクもあるという情報もキャッチしているから、売る時、買い時を見極めて、投資の勉強もしなきゃいけないと……


「教材を20万くらい買ってるし!!」

「……始めるのにそこまでの金がいるんですか」

「でも、20万くらいすぐに返せたぞ!!投資はやり得だよ!」

「それは良かったです」


20万って、給料一か月分くらいじゃないか。

とはいえ、その教材は悪くなかったらしく、継続して続けていたら少しずつ増えていったという意見は聞けた。世の中、正しい話もあるんだなと思う。

投資による儲け方とかを教えるほどはないのだが、投資をしていると必然と儲かるんだなってのがこのお話だ。


「でも、仕事が遅いと困るんですよ。残業し過ぎで他所(俺)から応援が来てるんですけど」

「いや、悪い。3時間くらいしか寝れてないし、いつもチェックしてねぇと落ち着けなくて……」


投資が気になって気になって。本来の仕事に大ブレーキをかけてしまい、つい先日はぶっ倒れてしまったとか。月の残業をし過ぎているし、食事もあんまりとれてないとか。


「なにしてん?」


楽に金が増えたと本人は語るが、自分からすれば睡眠不足と怠慢な食事、仕事の怠慢は元をとれるのか疑わしいと思う。

将来のためにお金を増やさなきゃという気持ちは分かるが、生活を乱してまで金に執着してどうするんだよという、その人には言えない気持ち。

投資で儲かった儲かったって喜ぶのはいいが、なんで他所に残業させるんだよっていう。おまけに本人の残業もヤバイし。


「投資で儲けて、残業で儲けて!なんとかなってるぜ!一番稼いでる!」

「……………」


じゃあ、俺達の残業分も働いておけよ

俺達は家に帰って、飯食って寝るから。


「投資したら分かるって!300万も使ってるんだぜ。300万は大金だよ!俺の貯金の半分だよ」

「はぁ」



300万って、……俺達の年収は400万だから10か月分くらいの給料じゃないですか。

10年以上も働いているんですから、大きな額でもねぇじゃんか。


「50歳までには2000万は貯めないと!あと2年しかない!」

「……………」


とても言えないんだけど、その歳まで何してたんだよ?

10年働いてれば、4000万。20年働いてれば、8000万だよ。そりゃあ、税金やらで引かれるけれどさ。金を稼ぐのは大切だが、支出も抑える工夫をしないと絶対に貯まったとしても吐き出すよ。


まぁ、言わないけどさ。

こーいう事を思う辺り、周囲はお前の人生はつまらないだろって感じるかもしれんから。

金儲けって大変だなーって聞きながら、そこまでして結局、金を賭けるんかいって思う性分なんで。致命的に向いてないんですよね。


自分の体とお金を考えて、稼いだり使ってくださいね

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