29 Covid22と長崎大ワクチン
マイクロソニン会社の最上階では、
ビール・ゲッツ会長とその手下らしき
人物で会議が行われていた。
「医師会や厚労省から、
新型コロナウイルスを
2類から5類にしても良いかと
おうかがいが来ておりますが、
いかがいたしましょうか?」
ビール・ゲッツは、葉巻を
くわえ煙を吐きながら伝える。
「普通の風邪扱いにしてくれとな、
今まで2類扱いで空の病床で
さんざん税金を使って儲けておきながら
今更、気が引けてそんな事を言うのか。
やってもいいがその時は、致死率の高い
Covid22が蔓延る事になると
言っておけ」
「ははあっ、かしこまりました。
直ぐに伝えておきます」
「待て!」
「一つ言い忘れておった。
中国の四川大が既に大規模な治験中の
遺伝子組み換えタンパクワクチンを
長崎大と共同研究という形で、乳幼児にも打てる
国産ワクチンとして接種させろ。
子供も逃がさず接種させるのだ。
うわっはっはっはっ」
手下がボソッとつぶやく。
「悪魔め……」
「んっ? 何か言ったか?
悪魔教に悪魔だと言うのは、
誉め言葉だぞ。
次、反抗的な事を言ったら
一番弱い怪人に改造して
やるからな。
覚悟しておけ!」
手下は、思わず
「はい」と答えるが、
はの声が小さくなってしまい、
最弱怪人のような掛け声が出てしまう。
「イーっ!!! かしこまりました。
失礼します……」
手下は急いで部屋を出て行った。
「ふん、既に最弱怪人のような
声を出しおって、そんなにショッカーになりたいのかのう」




