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11 怪獣トリパノソーマ

 マイクロソニン感染研究所では、

表向き、新型コロナウイルスに使うワクチンの

研究をしている事になっていたが、

実情は、いかに一般人にバレずに毒を盛って

人口削減できる薬を作れるかという研究が

行われていた。


 ワクチンの中には、酸化グラフェンの他に

アルミニウム、ステンレス、ビスマス、

そして、トリパノソーマ寄生虫という

後天性免疫不全症候群(AIDS)の

原因の一つである寄生虫を入れていた。


 そのトリパノソーマを強力にしようと

色々な薬物を投与したり、遺伝子組み換えをしたり

電磁波を投射したりして実験をしていた。


 一人の研究員らしき男が叫ぶ。

 

「大変です! トリパノソーマが巨大化して、

実験室から逃げ出しました!」


 体長5メートルほどに大きくなった

トリパノソーマは、街中へと出て行った。




 怪獣トリパノソーマは、街中をウネウネと

カタツムリのように歩き回っている。


「うわあああ、怪獣だあああ」


 怪獣トリパノソーマを見た人々は、

叫んで逃げ惑う。


 テレビ局のリポーターが、

近くまでやってきて報道している。


「マイクロソニン感染研究所付近で、

ナメクジのような怪獣が現れました!

近くに住む人は念のため避難してください」




 テレビで怪獣トリパノソーマが暴れている事を知った

グラフェンマンは、急いでその場所へと向かう。


 リポーターが空からやってくるグラフェンマンを見つけた。


「あっ、空から黒い物体が近づいてきます。

鳥? 飛行機? いえ、グラフェンマンです!」


『シュタッ』


 グラフェンマンがリポーターの近くに着地する。


「危ないから、さがっていてください!」


「はい、頑張ってグラフェンマン!」


 グラフェンマンは、頷くとどうしようか考え始めた。

 

 グラフェンカッターで切断すると、周りの物を

破壊して物損扱いされかねないし、怪獣を倒すと

体液が飛散して危ないかもしれない。


 そうだ、イベルメクチンを使うかわからないけど

持っていたはず。

それを怪獣の体内に入れる事ができれば

退治できるかもしれない。


 グラフェンマンは、ポケットからイベルメクチンの

錠剤を取り出すと手の中ですり潰した。


「くらえ! イベルメクチン入り酸化グラフェンビーム!」


 怪獣の口の中当たりをめがけて、グラフェンビームを

発射する。


 怪獣トリパノソーマは、声にならない叫びのような

動きをして動かなくなった。


「上手くいったみたいだな」


 リポーターがグラフェンマンにかけよる。

 

「ありがとう。グラフェンマン!

この怪獣は何だったのでしょうか?」


「わからない、けど、マイクロソニンの

ワクチンに入れる寄生虫が化けて出てきたのかも

しれない」


「そんな事がっ?」


「では、さらばだ!」


「ありがとう、グラフェンマン!」


 壁にグラフェンワイヤーを引っ掛けて飛び立つ

グラフェンマンを近くの住人が見送った。


「ありがとう、グラフェンマン!」


 あとがき

外国の顕微鏡による研究でワクチンに

トリパノソーマ寄生虫が入っていたみたいですね。

イベルメクチンは、不妊やスティーブンスジョンソン症候群

の副作用があるとの情報もあるので使用には注意してください。


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