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自分の考えを言ってはいけない法律!

作者: 七瀬
掲載日:2019/08/19




何時からだったのか、、、?

僕が、まだ小さかった時にできた【法律】だ、、、!!!


第300048条! 『自分の考えを声に出して言ってはいけない!!!』

(※言葉にする、文字も含む。)


そんな事が、あっていいのか、、、?


それを、この国は! 『法律』にしたんだ!!!


自分の考えを言えないなんて、、、!

どうやって? コミュニケーションを取るんだよ!


言いたい事も言えないんなんて、、、!

こんな馬鹿げた法律なんか! なくなってしまえばいいのに、、、。



僕の名前は、『杵島 一騎』27歳、塾の講師をしている!


こんな法律ができてから、、、。

子供たちに、僕の思っている事が何一つ伝えられない!!!


ただただ、学校で習う質問や答えだけ、、、。

この子達は、これでいいのか、、、!?


このまま、大人になって! いい人生を歩めるのか、、、?

どうにもできない苛立ちと歯がゆさが僕の胸を締めつける!


学校の勉強だけ、できていればいい訳じゃないんだ、、、!!!

【人間力】をもっと身につけてほしい!



でも、教える事ができないなんて、、、!!!



もし、、、?

法律を破ると、、、?


終身刑となっている!

なんでこんなに厳しい処分になるんだよ!!!


以前、僕の塾の同僚がこの法律を破ってしまったんだ、、、!

規則として! 子供たちを教える部屋には、監視カメラと人間の

感情が分かる特殊な機械が設置されているんだよ!


ただただ、子供たちに勉強だけを教えていたんだけど、、、!


でも1人の、子供が隣りの男の子に答えを教えろとばかりに叩いたんだ!

何発も何発も、、、。


仕方がなく、その男の子が自分の書いた答案用紙をその子に見せようと

した時に、僕の同僚の福徳君がこう言ったんだよ!


『こんな事は、どんな事があってもしてはいけない! 勉強だけできれば

いい訳じゃないんだよ! 人として! 君は心が欠けているんだ!!!』


【ブーーーーーン】

【キュイン キュイン キュイン】


『あぁ! ヤバい、ブザーが鳴ったぞ!!!』


外から、警察官がゾロゾロと部屋の中に入ってきて、、、。

福徳君は、そのまま警察に連れて行かれてしまったんだ、、、!



・・・あっという間の出来事だった、、、!

パトカーに乗せられて、そのまま......。


『あんな事を言うからだよ!』

『アホだな! あの先生、バカ正直に思った事言うなんて、、、!』

『バカは捕まればいいんだよ!』

『カンニングしたぐらいで、自分の思った事を言うなんてさ~!』

『強いモノが弱いモノを支配して何が悪いんだよ!』

『バッカじゃねーの!』



心無い声は、、、。

僕の心も傷つけた、、、。


きっと、僕以外にも傷ついた人はいるだろう、、、。




・・・この法律がなくならない限りは?

“弱肉強食” 思いやりのない人間を作りだすだけなんだ、、、!



いつか?

人が人の心を持って、優しさに溢れる世界になってほしい!!!


僕は、それまで塾の講師をどんな事があって辞めない!

福徳君の為にも、、、。


こんな事が許されていい訳じゃない!!!





最後までお読みいただきありがとうございます。

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