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綱渡りの策の結果は?




 剣のぶつかりあう金属音と人の怒号、そして鼻につく錆びの匂い。

 今この場が殺し合いの場所だと知らしめるには充分な材料であり、その渦中に私がいるという事もマザマザと突き付けられる。

 命の取り合いに体中に熱が籠り、小さな切欠でもあれば爆発してしまいそうだと思った。


 目の前の男の足を切りすてるとバックステップでその場を離れる。

 男は浅くない傷にその場に立っていられず倒れるのを確認してから私は周囲を警戒しつつ殿下を探す。

 すぐに殿下は又赤い獣人と切り結んでいるのが見えた。

 周辺には息があるか分からない襲撃者が倒れているから、多分ずっと赤い獣人を相手にしていた訳じゃないんだろう。

 とは言え他の襲撃者とはともかく二人の獣人の相手は殿下でも楽観視は出来ない訳だから、あまり一対一で対峙して欲しくは無いと思わなくもない。

 そんな悠長な事を言ってられないのも事実だけれど。


 殿下と赤い獣人の対峙を見ていて、今更だけど赤の獣人も青の獣人も青年という程の年ではないのかもしれないと思った。

 殿下は年の割には長身であったから忘れていたけど、そんな殿下とほぼ同じ視線だからといって青年と判断するのは早かったかもしれない。

 殿下と剣を交えている赤い獣人の顔はどことなく幼く見えた。


「(あの人を食ったような表情が年を誤魔化していたのかもしれない)」


 後単純に他の襲撃者を従えていたから実力以上にそれ相応の年なんだと思ったのも歳が分からない要因の一つなんだと思う。

 ただ殿下を力で押し切れない所もしかしたら思ったよりも幼いのかもしれない。


 そこまで考えた時私は後ろから殺気を感じて後ろに剣を叩きつける――叩きつけようとした。

 けどその時思考に意識が割かれていたからか、無意識下の感情に支配され一瞬体が強張る。


「(っ!?)」


 強張る身体を叱りつけて剣を振りぬく。

 そのまま振り返ると青い獣人が一歩引いた状態で立っていた。

 その表情を読み取れず私は内心舌打ちする。


「(気づかれた?)」


 今、私は確かに弱点を隙を見せた……見せてしまった。

 無意識下を押さえつける事に、戦う事に集中していれば何とか体が強張る事は無かった。

 けれどその分意識を思考に捌いている時、反動のように私は無意識下に押し負けて体が一瞬強張ってしまう。

 目の前の青い獣人がその隙を確実についてくる熟練者である事に焦りを感じてしまう。

 表面上は余裕を持たせているように見せているが、決して今の私に余裕がある訳じゃない。

 むしろ血によって切れ味は下がり、柄まで血が流れ滑りそうになった瞬間もある。

 この混戦状態じゃ慣れない私は魔法陣を構築する余裕がないから魔法が使えない。

 まだ条件反射で魔法陣を構築する程の熟練度は無いのだ。

 精霊の助力を願う事は出来るけど此処には溢れ出る程の水も無ければ火も無いからか火の精霊は殆どいないし水の精霊も風の精霊程存在しない。

 結局少しでも慣れている風の精霊に助力を願う事しか咄嗟に判断出来ない。


 相手を動けなくする事は成功しているからまだ動けない事は無いけど、体力だってすぐに尽きる。

 時間稼ぎしか出来ないとは思っていたけど、考えていたよりも消耗が激しい。

 実践、殺し合いが此処まで精神を削るとは思わなかった。

 甘く見ているつもりは無かったけど、結果として甘く見積もっていたという事なんだろう。


 このままではじり貧だというのに、此処で弱点が露見して戦力を削られる事は避けたかった。


「(相手は戦う事に慣れた者。読み合いはこっちが不利でしかない)」


 これじゃあ最初に人を躊躇なく殺めるなんてインパクトの強い事をした意味が無くなってしまう。

 私は「殺せる」のだと思ってもらわないと困るのだ。

 少なくとも私の方が脅威だと思ってもらわなければあそこまでした理由が無くなってしまう。


「(ただ。どんな理由があろうとも人の死を躊躇なく利用する事が出来る非情な人間である事は否定できないんだけどね)」


 割り切っていてもふと考えてしまう所が厄介な所だ。

 私は軽く頭を振ると剣を構えて青い獣人を迎え撃つ。

 感情の読めない青い獣人が向かってくるのを見据えて、私は少しでも救援が来る事を小さく心の中で祈るのであった。






 相手が青い獣人ではなくなり、と言うよりも二人の獣人以外の襲撃者を全て切り伏せたと認識した時、殿下の苦悶の声が聞こえて私は振り返った。

 

「殿下!?」


 殿下は赤い獣人によって手傷を負ったのか腕から血を流し、逆の手で剣を振るっていた。

 けど利き手ではない手であの獣人の相手は辛いはずだ。

 せめて二対二に持ち込まないと殿下が危ない。

 私は反射的に殿下のフォローに入ろうと駆けだそうとした。

 この時私は無意識の領域が大半を占める中で行動しようとしていた。

 だから死角から現れた青い獣人の姿に身体が強張り大きな隙となってしまったのだ。


 ――どうしようもない、バカみたいな隙を作ったと、何処か冷静な部分が私をせせら笑った気がした。


 出来てしまった隙をカヴァーする事も対応する事も出来なかった私は一瞬で青い獣人に剣を弾き飛ばされ、髪を鷲掴みにされ、振り払う間も無く床に叩きつけられた。


「っぐっ!」

「キースダーリエ!」


 背中を踏みつけられて息が一瞬止まる。

 けど此処で止まってしまったら今までの事が水の泡になってしまう。

 私は腕に力を込めて体を少し浮かすと今自分が出せる声で叫ぶ。


「出てきたらダメ!!!」


 それは目の前の殿下にじゃない。――隠れているお兄様と弟殿下に向けての制止の言葉だった。

 次の言葉を叫ぶ前に再び背を踏まれて今度こそ身動きを封じられる。


「かはっ」


 口の中を切っていたのか血を吐きだして目の前の床が赤くなる。

 このまま背中から斬りつけられれば私の命は終わりだ。

 死が間際に迫る中、それでも私の中にあるのは絶望ではなく、渇望だった。


 何もせずに死んでたまるか!


 後ろに居る獣人に一撃を叩きつけるために精霊に希おうとしたその時……――


「ちょっと待ちナ。すこーしばかりこっち見ろヤ! でないと後悔するかもナ?」


 ……――思考をかき消すような鋭い声に私は抵抗を一瞬止めてしまい精霊への祈りも中断してしまう。

 悔しさを抱きつつ視線を持ち上げて、視界に入ったモノに私は驚愕に目を見張るしかなかった。


「でん、か?」


 視線の先には殿下を後ろから羽交い絞めにし首元にナイフを突きつけている赤い獣人の姿があった。

 殿下は焦ったような、けれど死を恐れていないのか、達観した眸で私を見ている。

 赤い獣人は驚きと歓喜と、他にも色々な感情が入り混じった全てを読み取る事が出来ない眸をしていた。


「その状態でも諦めないとか厄介すぎんだロ。オージサマが怪我しなきゃちょっとヤバかったかもナァ」


 赤い獣人はナイフで殿下の首を掻っ切る事無く、ただ真っすぐ私を見ている。

 髪を引っ張られて痛いはずなのに、そんな痛みがどうでも良くなるくらいの焦りが私を襲う。

 今私と殿下の命は二人の獣人に握られている。

 そんな状態でもしお兄様や弟殿下を挑発する、違う、脅迫するような事を言いだしたら?

 殿下達は結界を解き出てきてしまうかもしれない。

 救援が来る様子が無い状況で何も出来ない。

 むしろ私達が殿下やお兄様の命を脅かしている状況。

 今私達は絶体絶命の状態にあった。


「(このまま死を待つ事だけは絶対に嫌だ。最悪の状態で死んでたまるか)」


 心で負けたら全てが終わってしまう。

 死を許容してしまっては策も思い浮かばないし、咄嗟の時動く事が出来ないのだから。

 私はむしろ挑むように赤い獣人を睨みつける。

 視線の先で驚く殿下の表情も見えたけど、今は関係ない。

 私は諦めたりはしない。

 死に価値を見出す殿下の願いなど私は認めはしない。――死に逃げる事なんて絶対に許さない。

 赤い獣人は私の態度に気を悪くした様子も無く、むしろ何処か楽し気ですらあった。


「命乞いでもするかと思ったんだがナァ」

「命乞いをした途端首を跳ねそうですけれどね?」

「違いなイ。んな興ざめな事されたら何の問題も無く殺して仕事も終わりだったろうナ」

「生意気な小娘なんぞさっさと殺しちまえや!」


 足に深い傷を残した襲撃者の一人が怒声を上げている。

 どうやら切り伏せたと思っていたけれど生きていたらしい。

 小娘にやられた事に相当怒りを感じているようだった。

 自分達が絶対的優位の時には威張り散らし、抵抗されれば激高して相手を嬲る……典型的な無頼漢。

 出血多量で気絶しているかと思ったけど、どうやら怒声を上げる元気は残っていたらしい。

 私が其方に視線を向けると一瞬怯えが眸に宿り、けどさっき以上に罵詈雑言を叫ぶ。

 何処までも小物でしかない襲撃者に溜息を隠せない。

 獣人二人はともかくとして、それ以外の質はあまりよくないようだ。

 この場合寄せ集めでも此処までの状況を造り出す事が可能な獣人二人の力量が半端ないという事なのだろう。

 全く持って嬉しくない事実なのだが。


 BGMとしては最低で思考も纏まらない罵詈雑言……とも言えない罵倒に、さてどうやって黙らせようかと思ったその時、襲撃者が真紅に染まった。

 悲鳴を上げる暇もなく、命を散らした襲撃者の喉に刺さったナイフを見て私は目を瞬く。

 私自身は敵である存在が減る事に何も思わないけど、まさか味方を攻撃するとは思わなかった。


 少しばかり驚きながら私は視線を再び赤い獣人に向ける。

 やったのは青い獣人だけど、体をひねって表情を見る事は流石に出来ない。

 だからの判断だったのだけど、赤い獣人は特に驚く事も無く、怒る事も無く、ただただ笑っていた。

 むしろ厄介事が一つ片付いたという清々しさすらあるような気がする。

 

「(味方なんじゃないの?)」

「自分はあっさりやられた癖に口だけは達者なこっタ。その程度の力量で今後生きてくのは難しいだろうし此処で死んどけヤ」

「もう聞こえないと思いますわよ?」

「だろーナ。――本当に面白い嬢ちゃんだナ」


 私を興味津々と言った様子で見降ろす赤い獣人は享楽的な側面でも持っているのだろうか?

 それとも絶対的強者の余裕かな?

 どちらにしろ此方を見下しているのならば重々。

 奢りは隙を生む。

 この状況をひっくり返すための要素は一つでも多く欲しかった。


「(出来れば殿下にも何が何でも生きるという強い意志を持っていただきたい所だけど)」


 見る限り殿下の眸には未だに諦観が宿り、死に恐怖する色は見えなかった。

 静かではなく、全てを諦めて死んだような眸は美しくない。

 それならばむしろ殿下の背後に居る赤い獣人の感情踊る眸の方が美しいと感じる程である。


 これならば感情が麻痺している呆然自失の方がマシである。

 私は今でも死ぬ気は一切無いのだから。

 自らの命を諦めている人間は足手まといになりかねない。


「(まだ全てを試した訳じゃない。足掻いて足掻いて、それでもダメだった訳じゃない。私は負けた訳じゃない!)」


 心で負けてしまえば命を拾う事なんて出来ない。

 それこそ無様だと私は判断する。

 「生」を諦める事こそが美しくないと私の心は叫ぶ。

 無様な生き方はしたくない。

 仮令それが一般的な「貴族」の生き方ではないとしても。


 私は体の下敷きなっている左手を小さく動かす。

 自身の体に押されて動きずらいけど、動かす事が出来ない訳じゃない。

 無詠唱の魔法は流石に使えないけど、口に出さずとも精霊に希う事は可能だ。

 私を拘束する青い獣人を退けて目の前に居る赤い獣人を倒して殿下を助ける。

 腕が少しでも動かないように相手を絶命させるには何処を狙えばいいんだっけ?

 多分眉間とかだった気がする。

 其処までいかなくとも腕を切り落とせば良いのだけど、私の力じゃ多分切断までは無理だ。

 ならば相手を動きを制するよりも命を刈り取る方が確実だ。


 私の無常な思考に『わたし』の心が僅かに悲鳴を上げているけど、こんな状態で死にたくないのは『わたし』だって同じだ。

 無視できる程度の悲鳴を黙殺して私は自分達が助かる、勝ち筋をひたすら模索する。


 二人の獣人と殿下はそんな私を注視しているようだった。

 何を考えているか知らないけど、好都合だ。

 気が変わる前に勝ち筋を見つけて見せる。

 

「(今の私の手元に剣……相手を害する武器は存在しない。剣は飛ばされてしまったし、近くに武器は無い。そもそも私を拘束している青い獣人をどかすためにも武器は必要なんだよね)」


 精霊に頼むにしろ流石に風を刃のように! は無理だ。

 複雑なモノは魔法陣を必要とする魔法という形式を取らないといけない。

 単純に吹き飛ばして、とかなら何とかなるけど、その場合でもこの場にいる精霊の数では心もとない。

 仮令青い獣人を一瞬退けたとしても次の行動に出るためにはやっぱり武器が必要となる。

 走る途中に回収する程の身体能力は私には無いし。


「(ナイフの一本くらい仕込んでおくんだったかなぁ)」


 パーティーの時は数本ナイフを仕込んでおいたんだけど、手数が必要になるとは思わなかったし、本来なら仕込む必要なんて無いし……。


「(……あ)」


 あーそうか。

 武器はどうにかなるかもしれない。

 問題と言えば、フィードバックがどんだけか分からない事だけど、上手くそれを使えば怯ませる事も可能かもしれないし、分の悪い賭けでもない気がする。

 

 ただ全てが机上の空論でしかない事が大きな問題なんだけどね。


「(失敗すれば今度こそ命は無いと考えた方が良い。しかもその時は殿下も、だ。残されたお兄様がどうなるか……考えたくもない)」


 裏で糸を引く存在が居る事を考えれば、此処は四人とも無事である事が最善の道だ。

 希望的観測が多分に含まれる私の作戦を実行する踏ん切りがつかない。


 最善を選びたいと叫ぶ思考が行動を阻害する。

 行動しなければ命はないという叫びが思考を怯ませる。

 最善が最善ではない事に自分の無知さを嘆く声が内に木霊する。


「(諦めたくない。諦めない。――今ないモノを嘆くだけじゃ現状は良くなりはしない)」


 私は最善を模索するために冷静に、だけど貪欲に情報を取り込もうと周囲に気配を巡らせる。

 すると赤い獣人が行き成り口を開いた。……まるで私の思考を読んでいるかのようなタイミングだけど、それは流石に有り得ないと思うんだけど。

 それよりも今は情報を少しでも拾う事が先決だった。


「そーいえば、目的は聞かねぇんだナ?」

「必要ないだろう? 大方私なんだろうから」

「どーなろうナ? もしかしたら皆殺しかもしんねーゼ?」

「……少なくとも、確実に誰かの命を狙っていたようには見えませんでしたわ。だからと言って誰かが命を落としても、それはそれで構わない、ようですけれどね?」

「さぁどうだろーナ?」


 結局質問しても答える気は無いのだろう。

 ならばおちょくる様に話しかけてこないでほしいモノだが、ここで少しくらい時間を消費しても問題ないという余裕の表れのようにも思える。

 あまり考えたくは無いけど、どうやら獣人特有のスキルによって救援は絶望的らしい。

 つまりは助けを求めるには獣人の何方かを、出来れば両方の余裕を剥ぎ取り【スキル】を揺るがせる必要があるらしい。

 それは私が希望的観測込の一連の行動を起こすには充分な理由と言える。

 言えるんだけど、やっぱり一押しが足りないと思ってしまった。

 自分の臆病さに腹が立ってきそうだ。


「ナァ? 面白くねぇから足掻けヨ。それとも死を受け入れるのが王族としてー、とかなのカ?」


 赤い獣人の声に多分の呆れと面白くないという意味合いを含ませた言葉に殿下は少しだけ驚き、けれど笑う……諦めと安堵を含んだ笑みで。


「王族としてじゃないさ。何方かと言えば私として、だな。泣きわめいて命乞いする事を望まれていたんだろうけど、それは無理だ。すまないな」

「ココで謝るのかヨ。アンタ、本当に相当歪んでんナ」


 呆れを隠さない人を挑発し享楽的な風情を見せる赤い獣人よりも私は殿下に怒りを感じる。

 どうして此処で諦めるという選択をするのだろうか?

 彼だって弟が王位につく事を夢見ていたはずだ。

 弟が王位につく事を誰よりも願っていたのは兄である殿下自身だと言うのに。

 それを見届ける事無く命を諦めようとしている。

 今だって赤い獣人が「何に」呆れているのか分かっているのに。

 彼は少しの喜びすら抱きながら命が終わる時を待っているのだ。


 殿下は全てを受け入れて足掻く事無く、笑みすら浮かべて静かに死ぬ事を選んだのだとまざまざと突き付けられる。

 何処までも潔く、そして何処までも歪んだ選択を、自らを心配する全てを振り切って、何処までも満足して死んでいこうとしている。


 それこそを回避しようと足掻いている存在が居る事を知りながら!


 私の中から溢れて出てくる怒りが一瞬で引いていく。

 違う。

 怒りは今なお身体の芯を揺さぶり、燃え盛ろうとしている。

 だというのに頭は恐ろしいくらい静かだった。

 怒りの激しさとは反比例して視界がクリアになっていく。

 同時に戸惑いや怯んでいた心が凪いでいく。

 想定外の痛みに怯えていた、人を確実に殺す計画に怯えていた『わたし』も静かになっていく。


 後、一押し。

 

 それがあれば、私は一切の躊躇を捨てるだろうと理解する。

 そしてその一押しは直ぐに自身も意図せず齎されるだろう、と云う事も。

 だって何も知らない殿下は笑みすら浮かべているのだから。


「――だからこそここで終わってもいいんじゃないかな?」


 私から戸惑いを消しトリガーを引くには充分な一言だった。




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