練習試合開始
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練習試合当日龍応高校に集合した龍応ナイン。全員集まったのに、なぜか出発しない。
「おい、マコちんなんで出発しないんだ。」とタイチが聞くと、ジョウは
「今日はマネージャーを呼んでるんだ。もうすぐ来るから待ってくれ。」
「つーかマネージャーいたのかよマコちん?」
「いるよタイチもよく知ってる人だよ。」
それから10分後、黒髪のロングヘアーのきれいな女の子が走ってきた。
「ごめん誠遅れちゃった。」
「いいよユリちゃん。」
「なんで姉さんがマネージャー」とイチルが驚く。
「誠話してなかったの?」
「ごめん言ってなかった。みんな紹介するけど、大和 由梨華 (ヤマト ユリカ)さん。イチルのお姉さんで、野球部のマネージャーをやってもらってるからユリちゃんみんなになにか一言。」
「マネージャーをやっている大和 由梨華です。よろしく。」
「まぁあいさつも終わったことだし、三橋学園に行こうか。」
そして三橋学園に到着、ジョウは向こうの監督に挨拶し、いよいよ試合開始。
「しゃーいよいよ試合開始だぜ。気合い入れるために円陣くもうぜ!!」
「そうだね。しょうかと」ジョウがいうと反対しょうとしていた、イチルとルリもしぶしぶ円陣を組むことになった。
みんなが円陣を組むなか一人マネージャーのユリカがベンチに座っていると、ジョウが
「なんでユリカちゃんは、入らないの?」
ユリカは
「恥ずかしいからに決まってるじゃない!」と言う。
「恥ずかしくなんかないよ。ユリちゃんも一緒にやろうよ!ね!」とジョウが満面の笑みで言うと、ユリカは顔を赤らめて
「わ、わかったわよ。しかたないわね。」と言ってしぶしぶ円陣に入った。
「じゃあタイチかけ声お願いと」ジョウには言われる。
「ぜってぇ勝つぞ龍応ファイ!!!」
「「「「「「オオォーー」」」」」」
そして試合開始。龍応は先攻一番のスザクから。そして後攻の三橋学園の先発は三年エース前田。
スザクは一礼してゆっくりと左のバッターボックスに立った。
スザク視点(彼はルリが集めた情報によると、右の技巧派投手で変化球で打って取らせるタイプらしい。だからここは不利なカウントにならないうちに積極的に初球から振っていこう。)そして前田が投げた初球高めのスライダーを引っ張りライト方向にホームラン。スザクはゆっくりとベースを回りホームイン。一点を先制した。
続く二番リク
「ヒャッホー!必殺初球セーフティーバント」"コン"という音とともにボールは転がり、敵のサードがボールをとるが投げられず、そしてランナー一塁で三番イチル、二球目のカーブを投げたときに、リクが走り楽々セーフ。続く三球目アウトコースのスライダーを逆らわずレフトに打ち返し二塁打。俊足のリクがあっという間にホームに帰り二点目。
続く四番タイチ
「しゃらあーこいやー」と叫び気合い十分だが、前田のカーブを打ち上げピッチャーフライでワンアウト。五番のガクは変化球にタイミングが合わず三振。ジョウのヒットで三点目を入れるが後続が打ち取られてチェンジとなった。