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レクイエム・ロード  作者: 捨石凞
第1章 名も無き亡霊編
3/26

明るいクラスメイト

 ドタバタした朝を過ごし、俺と未久は学校へと向かうことにした。

 家から学校は徒歩で行ける距離にあり、片道でも20分とかからない。

 まあ、それもこの学校を選んだ要因の一つなんだが…

 校門を抜け、学年の違う妹とは昇降口で別れ、自分の教室へ入ろうとしたところで、

「よう、多田!」

 背中をばし、と叩きながら俺の友人ーー遊佐武雄が声を掛けてきた。

 こいつとは小学校からずっと一緒だったため、付き合いは長く、こんな感じに気楽に話せる友人である。

「おはよう、遊佐。 あと叩くな、地味に痛い」

「おお、すまんすまん。 なんか叩きやすそうな背中が見えたからな!」

「ほう、丁度こちらにも叩きやすそうな側頭部が見えるが?」

「待った待った! 悪かったから怒るなよ」

「反省してるなら良し」

 まあ、こんな軽い感じのノリで話せる奴だ。

 ちょっと、いや大分お調子者ではあるが、明るく社交性なために交友関係は広いんだよな……

「む、お前今失礼なこと考えなかったか?」

「いや、なんにも」

「そうか、おかしいな……」

 バカだが、なかなか鋭いやつなので侮れない。

 そんなとき、遊佐はある話題を話してきた。



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