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レクイエム・ロード  作者: 捨石凞
第1章 名も無き亡霊編
2/26

それは平穏な1日の始まり

とりあえず投稿します。

始めなのであまり話は展開しません。

人物紹介って感じです。

 こ・*て@る…

 #2え?@ねん/☆っても……

 この<で……


 目を開けるといつもと変わらない天井が見える。

 窓からは陽の光が差しており、もう朝なのだと理解する。

 時計を見ると、7時になったばかりのようだ。

 まだ覚醒しきっていない頭を働かせ、目を擦りながらゆっくりと起き上がり、洗面所に向かう。

 顔を洗い、すっきりしたあとは朝食の支度にかかる。

 (今日は軽いもので済ましとくか)

 フライパンに火をかけ、油をひいた後に卵を2つ落とし、次にベーコンを焼くため横に置いておく。

「おっと、トーストも焼かないとな」

 パンをトースターに入れ、目玉焼きができた後にベーコンを焼いていく。

 これで今日の朝食は完成だ。 所要時間は10分弱といったところか。

 (さて、そろそろうちのお姫様を起こしにいかないと……)

 2階に上がり、我が家の姫が眠る部屋の前に立つ。

 コンコン、とノックをしてみるが反応なし。

 (まあ、いつも通りか……)

「未久ー、入るぞー」

 一応声をかけ、部屋の中に入る。

「すーっ、すーっ」

 規則正しい寝息で眠っている我が家の姫、もとい俺の妹である未久は全く起きる気配が無かった。

「未久、起きろ。 もう朝だぞ」

「うーん、あともうちょっとだけ」

「ちょっとってどのくらいだよ」

「1時間」

「遅刻する」

「50分」

「ほとんど変わらん」

「じゃあ、あと5分だけでいいからー」

「はいはい、いいからおーきーろー」

 ゆさゆさゆさ、とさっきよりも大きく揺らす。

「お兄ちゃん、これ以上揺らさないで。 起きる、起きるからー」

「本当だな」

「うー、いじわる」

「妹を規則正しく生活させるのも、兄としての義務だからな」

「そんなこと頼んでないもん」

「まあ、いいからもう起きたろ? 朝食出来てるから、さっさと支度して降りてこい」

「はーい」

 しぶしぶといった様子で、ゆっくりと起き上がる未久。

 (やれやれ、毎朝のことながら一苦労だ)

 これが俺、多田正道のいつもの1日の始まりである。


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