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2話 神体能力

………………………………………………………………………なんだ………………………なんか………………………暖かい………………………それに………………………顔に………………………ふさふさしたものが当たっているような感覚………………………僕は………………………そうか、なぞの人物に殺されたんだ………………………って、なんで感覚あるの?体が動かないぞ??うううううわぁぁぁ!!パニックパニック!!!

「うわぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!!!!」

ついに声が出た。だが、それと同時に 緑 という色も目に飛び込んできた。

「はっ、はっ」

息切れしている。何が起こったんだ?体が動く。手を動かしてみると、ふさ といった。足も動かせるようなので、立ってみた。

「あ………………………え?」

思わず声が漏れてしまった。だって、とても低いのだ。自分の身長が!それに立って目に飛び込んできたのは無限に続くように広大な草原だぜ?太陽は上っていて暖かい。さっきのふさふさは草か………………………って、なんか視界の端っこに白いものが見えるぞ?と右に首をひねる。そのとき察してしまった。髪の毛に遠心力が感じられた。そう!髪が白色のロングヘアになってしまったのだ!!!そういえば服は?あわてて目線をおとす。ほっ。よかった。服は着ている。って、ボロボロだな。だが、ザ・冒険者のような複雑な作りになっている服だ。あと、スカートだし。一応タイツは履いているようだけど………………………てかなんでこんなとこにいるんだ?体は明らか僕じゃない。だって、冒険者の服を着てて、白のロングヘアだし。女の子だし………………………うーーーーん。草原………………もしや………………………天国??………………………いや、天国に行ったからって身体が変わるってのは考えにくい。………………………………………………………………………そのとき、いやな考えがよぎる。まさか………………………………………………転生した??………………………うーーーん………………………

とその時、横に気配を感じた。さっ、と横を見る。信じられないほど毒々しい蛇がいた。

「うわぁ!!」

とびかかってくる!!!

右によけた。つもりだった。だが、なんと、綺麗なロンダートを蛇さんに披露していた。

さらにとびかかってくる。今度は後ろに勢いよく下がった。すると、バク転からの宙返りをまたもや蛇さんに披露した。

なにこれ………………………楽しい………………………体軽い。ふっふっふ。

面白くなってきたぞ。「転生して体操選手になりました」ってか?はっはっは!!何でもできる気がしてきたぞ!さらに蛇がとびかかってくるが、こんどは、飛び込み前転で後ろに回り込む。さて、これからどうするか、蛇はあんまり触りたくないしな。なんかできねーかな?蹴りならまだできるが………………………靴も履いてるしね。うーん。足払いてきなのするか。蛇に足はないけど、足払いみたいに蹴り入れたら吹っ飛んで退治できそうじゃね?よし。

という考えが一瞬で脳内で提案された。

「おら!!」

低く蹴りを入れる。

バシィィ!!!

と、音がして蛇はどっかに飛んで行ってしまった。

「うおおおおww」

思わず声が出てしまった。かなり軽く蹴ったのに、遠くかなた飛んで行ったぞ!

それにしても、女の子でこの強さはギャップがとてつもない!

ふっふっふっふっふ。これは、神的身体能力、略して神体能力だ!いやー転生したけど、こんな最強でギャップのきいた人物になれるとは………………………幸運だなー。

って、自分の強さ以外に何も知らないじゃないか。どっかに町とかないのかな?広いんだよな、この草原。まあ、いいや、とりあえず歩こう。そしたらなんかあるかもしれないからね!うん!

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