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羊飼いの詩が心を吹き抜けて

作者: 野鶴善明
掲載日:2025/02/10

人の心は闇を孕んでいるから

なおのこと 光に憧れる


悪欲を捨ててしまえと思うけど

女の肌の温もりに

すべてをゆだねる夜もあり

それだけしか

慰めのない夜もある


己の闇を見つめて

聖なる者を仰ぎみて

羊飼いの(うた)に耳をすませば

これではいけないと身に沁みる

ただ(こうべ)を垂れる


 祈りになりたい

 頭のてっぺんから

 足のつま先まで

 この身のすべてを捨てて

 祈りになりたい


 隣に眠る見知らぬ女の幸せを祈り

 裏切った家族の幸せを祈り

 友の幸せを祈り

 ありとあらゆる人々の幸せを祈り

 泥沼に蓮の花を咲かせるように

 祈りを咲かせたい


人の心は闇を孕んでいる

だからこそ 光に憧れてしまう


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