表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/65

再会③

しばらくして、翔が口を開いた。

「鈴ちゃん、少し話せるかな?」

鈴は涙を拭いて、顔を上げた。春と優も、涙を拭った。

「鈴ちゃんの話の続きを聞きたいんだけど‥‥いいかな?」

鈴はうなずいた。そして、木の後ろに向かって何かを言った。それに反応して、男の子が翔達のところへと出てきた。

「この男の子が、関係しているんだよね?」

翔が聞くと、鈴はうなずいた。

「どういうことなのか、説明してもらえるかな?」

翔はそう言うと、あいうえお表を鈴の前へと差し出した。優と春は、状況をいまいち飲み込めずに、不思議そうに2人を見ていた。そして鈴があいうえお表を指で差し始めた。

「お・と・も・だ・ち」

翔が鈴の指で差したところを読み上げる。そのやり取りを見て、優と春も状況を理解した。

「そっか。そうすれば言いたいことが理解できるわけだ」

優が言った。

「翔凄いね。どうやって考えたの?」

春が言った。

「昨日色々調べて、今朝試してみたんだ。そしたらなんとなく鈴ちゃんの言ってることが伝わってきたから。実は鈴ちゃんが何か伝えたいことがあるみたいなんだ。今それを聞こうと思って」

あいうえお表を「お友達」と指で指した後、鈴は男の子の方に手を「どうぞ」という風に差し出している。その動きを見て、翔は何か勘づいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ