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翔と鈴の会話②

翔が学校へ着くと、廊下で優と春が話をしていた。

「おっはよ!!」

翔が2人に言った。2人は驚いた表情で、翔を見た。

「あ、翔おはよう」

春が答えた。

「お、おう翔。おはよう」

優も答えた。2人の動揺している様子を見て、翔は不思議に思い問いかけた。

「2人、何かあったの?」

優と春は顔を見合わせて、え?なに?という顔をしている。そして優が翔に答えた。

「翔‥‥お前大丈夫か?」

「大丈夫って‥‥何が?」

春も心配になり、翔に言った。

「翔‥‥昨日のこと忘れてるの?ショック過ぎておかしくなっちゃったの?」

翔ははっとした。もちろん鈴のことを忘れているわけではない。むしろ四六時中考えている。鈴は死んでしまった。しかし、喜んでいいかはわからないが、未練仏になった鈴に会えたことは翔にはとても嬉しいことだった。そのことを2人は知らない。翔は鈴が死んだのに浮かれている、おかしな奴に見られていた。

「翔?本当に大丈夫か?」

優も心配そうに言った。

「あー、うん、大丈夫って言えば大丈夫だし、大丈夫じゃないと言えば大丈夫じゃない」

優と春はますますよくわからなくなっていた。

「実は昨日2人と別れたあと‥‥‥」

翔は無意識のうちに公園に着いたこと。そこで未練仏になった鈴と出会ったこと。そして今朝までのことを2人に話した。もちろん2人は驚いていたが、鈴に会いたいと思った。

「私、鈴に会いたい」

春が言った。

「俺も鈴ちゃんに会いたいな」

優も続いて言った。

「うん。じゃあ放課後みんなで会いに行こう」

こうして、放課後3人で鈴のところへと会いに行くことになった。『優と春が一緒に行ってくれたら、鈴ちゃんも喜んでくれるな』翔は嬉しくなり、尚一層放課後が待ち遠しくなった。

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