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現実②

それを目の前で見ていた男の子は、子供ながらにも何かを察知したようで、木の裏側へと歩いて行った。

「鈴ちゃん‥‥俺鈴ちゃんのこと守れなかった‥‥鈴ちゃんに何もしてあげられなかった‥本当にごめんね‥‥」

翔は泣きながらそう伝えたが、鈴からは返事は聞こえない。鈴も何かを伝えようと、一生懸命話してはいるが、未練仏の声はこちらには届かない。鈴も翔ももどかしさを感じた。

未練仏なんて、自分達には縁のない話だと思っていた。見かけても、『あぁ、あの人死んでしまったんだね』という客観的な目でしか見ていなかった。ただ哀れんだりするだけで、それ以上何とも思ったことはなかった。一種の差別のような目で見ていたのかもしれない。しかし、その未練仏という状況を、今2人は目の当たりにした。

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