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異変③

「優、色々気を使わせちゃって悪いな」

翔が呟いた。

「大丈夫だよ。少しは落ち着いたか?」

「あ、うん。おかげでだいぶ落ち着いたよ」

そして翔は優に今朝の出来事を話した。

「うーん、そっか‥‥あの鈴ちゃんが音信不通なのか‥‥確かにそれは心配になるよな‥‥春も何も知らないんだもんな‥‥鈴ちゃんどうしたんだろうな‥‥」

「俺もどうしたらいいのかわからなくて、でも何もできなくて‥‥自分はもう大人みたいなもんだと思ってたけど、いざ問題が起こると、まだまだ何もできない子供なんだな、自分て無力なんだなって思って‥‥」

「まぁなぁ。俺達変なところは大人になってきてるけど、中身はまだまだ子供だなって思う時あるよ。そんな俺達にできること‥‥とりあえず放課後鈴ちゃんの家に行ってみるか?」

「うん‥‥今できることって、それしかないよな‥‥」

「俺でよければ付いて行くし、春にも話してみて、一緒に行くって言ったら、3人で鈴ちゃんの家に行ってみようぜ」

「うん。そうだね。優と春も一緒に来てくれたら、俺も心強い。ありがとうな」

「翔も、鈴ちゃんも、俺の大切な友達だから。俺も鈴ちゃんのこと心配だし。みんなで行こう」

その後、翔と優は普段よりも長く感じる学校生活を過ごしながら、放課後を待った。その間、優が春に話をしてきてくれて、春も一緒に鈴の家へ行ってみることになった。

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