カブトムシの飼い方(メス)
カブトムシを初めて飼いました。楽しいです。
先日知り合いからカブトムシを譲ってもらった。そこのお家のお嬢さんもカブトムシは好きなようだが飼えないからとお母さんからラインが届く。上の娘は虫好きで今はトカゲを飼っている。野生のトカゲは何を食べているのか全くわからないが元気に今日も親指と人差し指でつままれている。ジタバタと尻尾が踊り私は朝から何を見せられたのかと悲鳴をあげた。娘はごめんごめんとトカゲの頭を撫でて虹ちゃんと呼んだ。
8月の午後うだる暑さの中カブトムシを頂戴しに行くと、ごめんね、死んじゃったんだと聞かされた。でもメスは大丈夫かも?私と娘で土を指でほじくった。いたいた。小型のクワガタを飼っていたのだがそれと比べると大きくて動きが良い。流石の娘も掴み方がわからず、かまれる!かまれる!と怖がっている。飼育箱ごと受け取ると家に帰った。
困ったな、うちには小さな箱しかない。とりあえずDAISOのキャンプテーブル(税込550円)に土ごとぶちまけ飛んで行かないようにニトリの小さな金網のザルを被せた。籠は明日DAISOを見にいけばいいだろう。メスのカブトムシはそそくさと土の中に頭から潜っていった。
可愛いね。
これで今日は小学生は大人しくしてるだろう。しかしカブトムシも大人しく遊び相手にはならなかった。
‥深夜、ガサガサと音がする。騒ぎ出した。私はこの生き物と一緒に寝るのはちょっと嫌だなとエアコンの効いた寝室から出て暑苦しい部屋で横になった。待てよ、飛んだら困るな、大きなバスタオルを段ボール住まいのカブトに掛けてやる。これで寝れる。
ぶぶんぶぶんと羽音がする。そうだ窒息したら可哀想だ。娘にも怒られる。タオルをほんの少し開けて眠った。夏バテなのに虫のおかげで睡眠不足はきついなぁ、、
朝、即席飼育場を除き、いないよ、と娘。もっと探してみ、と私。
見つからない。潜ってるんでしょ。気にせずに床のマットを畳んだ。あれ?足元に違和感がある。なんだった今の。キッチンから数歩後退りして戻るとマットの影にあいつがいた!私は軽く踏みかけたようだ。
びっくりした、、危なかった、、
でもいて良かった。ほんとに。
昼と打って変わって夜のカブトムシは活発な様だ。頂いた昆虫ゼリーも朝見たら半分になっている。娘曰く段ボールくらい齧って逃げちゃう。YouTubeのカマ太郎で見たから。そうだったのか。
私は今夜もこの子と寝なきゃならない。ぐっすり眠れますように。
ちなみにオスは貰う前に暑くて死んでしまったそうです。メスはちゃんと土に潜って生き残ったのに‥。オスはぼんやりしてるなぁ。もしかしてメスは卵を産むから潜っていたのか?オスは見張り番か?等色々思う母でした。
読んでくださりありがとうございます。