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開国のプネブマ  作者: なまちゃ
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5.青空が広がった


一人で川へ向かい、いつもの釣り場に到着してすぐに妖精と話をしてみた。


「君に名前はあるの?成長したら話せるようになるのかなぁ。」

「ぴゅい?」

「名前付けた方がいいのかな?君の名前は・・・」


その時、頭の中に聞き覚えのないはずのどこか懐かしい言葉が浮かんだ。


「君の名前はシ・・・グレ?シグレだね!」

「ぴゅーーい!!」


シグレはとても喜んでいる様子でグルグルと飛び回っている。

名前を付けたからかは分からないがシグレが出来ることが頭に浮かんだ。


「シグレは雨を降らせることが出来るの?」

「ぴゅい!」

「今やってみてくれる?」

「ぴゅい!!」


物凄い脱力感と共に雲ひとつない青空に雲が集まり始め、ぽつりぽつりと雨が降り始め次第に強くなって行った。

川の近くは怖いので急いで家に帰った。


「ルインちゃん!大丈夫だった?」

「ルイン!久しぶりの雨だ!これで少しは上手くいくな!!」

「大丈夫だよ、お母さん!雨が降ってよかったねお父さん!!」


その日から数日間雨は降り続いた。

フリルも来ない日が続き僕は自分の部屋でシグレの能力を色々試していた。

僕の頭上には拳くらいの大きさの水の玉が浮かんでいる。


「シグレ、ウォーターボールはもっと大きくできる?形を変えたりは?」

「ぴゅい!」


色々わかったことがある。

シグレの力を使うと多かれ少なかれ脱力感がある。

シグレは水の妖精らしい、水に関係することは色々できるようだ。

雫の形だった身体も四足歩行のような形になってきているように感じる。

能力を使い続ければシグレも成長していくのか?

雨を降らせるようにお願いした日からずっと雨が続いている。

水があまりにも多いと作物がダメになってしまうとお父さんが言っていたことを思い出す。


「シグレ、もしかしたらずっと雨をふらせ続けてくれてるの?」

「ぴゅい!」

「もしできるなら雨をやませることもできる?」

「ぴゅーい!」


次の瞬間数日間降り続いた雨は止みいつも通りの青空が広がった。


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