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開国のプネブマ  作者: なまちゃ
14/16

「12.そうして僕は目が覚めた」

ふと気が付くと何も見えない真っ暗な場所にいた。

以前にも訪れたことがある場所だ。

だが今回は少し様子が違う。

手足の感覚は無く動かせないがしっかりついている気がする。


光ひとつ無い完全な無、何も無い空間に突如として人型の光が現れ話しかけてくる。


『貴方は死んだのです』


「・・・・」


声を発そうとするもしゃべることが出来ない。


『なんて安心してください、貴方はまだ生きていますよ』


そういいながらふふっと笑っている。


それを聞いてどこに生きていられる要素があったのだろうと思考を巡らせる。

下を向いたときにお腹から大きな牙が突き出て、

口の中が血でいっぱいになり最悪な味がしたのは覚えている。

最後の記憶ではそのまま吹っ飛ばされて・・・・


『子供の一人があなたの為に頑張ってくれたおかげで、貴方はまだ生きていられるのですよ』


人型の光は続ける


『これから世界は貴方にとって酷く辛く苦しいものとなるでしょう』

『こまったら王都へ行きなさい、王都での生活に慣れたら仲間を連れて村に戻るのです』

『最悪の事態を避けられるかどうかは今の私にはわかりませんが子供達次第であるいは可能でしょう』

『今私が言った事を忘れずに肝に命じなさい』


正直に言ってまったく何を言っているかわからない。

まあお腹に大きな風穴があいていればそれはそれは”いい世界”になる事だろう。



『ふふっ、やっぱり貴方は変わってる人ね』

『まだ少し時間があるようだから貴方の疑問に答えましょう』

『この世界では一定の年齢の時にお告げが来ると言われているようだけどそれは違うわ』

『選ばれた人だけにお告げが来るというのが正しく、選ばれなかった人も同調しているのは偽っているだけ』


偽っている?


『より多くの人を選び声をかけているのだけど全員というのは私や仲間でも難しいの』

『皆がお告げがきたと言っているのに”自分だけ”お告げが来ていないというのは問題になりますからね』

『そしてお告げが来ていなくても色々な能力を使える人たちもいるわ』

『先に言った王都ではお告げなんて考え方は古いとかって言われてるみたいでその人が身を置く場所によっても状況は違うみたいね』


村八分みたいなことか?


『そう、差別や時には命を奪うことになったりもね』

『次に貴方が今生きている理由だけれど先に話た通り、シグレ?が貴方の為に力を使ったからよ』

『より大きな力を使う為には同一化する必要があるの』


同一化?

そんな事言われても想像できないんだが・・・


『そうね、簡単に言うと魔物がより大きな力を求めるのに他の魔物の魔石を食べたり、より近い存在になっていく事が必要なの』


身体を形成する為の栄養みたいなイメージでいいのか?

と考えていると意識が遠のく。


『時間みたいね、私が言ったことを忘れないで、シグレはしばらく・・・・・・・』


そうして僕は目が覚めた


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