表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
開国のプネブマ  作者: なまちゃ
10/16

9.その場に座り込んでしまった


シグレと二人でどんどん山の中を進んでいく。

あれから追加で2匹のウサギを狩り氷でできた箱へ入れてある。

その氷の箱もシグレが浮かせてくれているからあまり色々考えず探索ができる。

入口と比べて山菜や珍しい薬草も沢山生えている為採取しながら進んで行く。


「シグレ!狩りもうまく行ってるし結構奥の方まで進んできたね!」

「ルー、そろそろ帰らない?」

「まだ大丈夫だよ!もう少し探索してみよう」


もう少し奥へ進んで行くと大きなイノシシが目に入る。

おおよそ僕が二人分くらいの体の大きさだ。

こんなに大きなイノシシを見たことがなかったので、

きっとこの山の主だろうと想像した。

今までのウサギの戦法ではうまくいかないだろうことは簡単に予想できる。

しばらく木や草の影に隠れながら追いかけて休憩しているのか横たわったのでシグレに指示をする。


「シグレ、ウォーターボールを5個出して大きく鋭く尖らせて凍らせて」

「わかった!」


氷の塊は鋭く尖り宙に浮いている。


「シグレ、これを思いっきりイノシシにぶつけて!」

「わかった、飛ばすよ!」

「シグレ、アイスランス!!」


イノシシ目掛けてアイスランスが飛んでいく。

命中するも大きな体からは血も流れていないが、ダメージは少し入っているようだ。


「ブオオオオオオオオオオ!!!!」

「やばい、効いてないみたい早く逃げよう!!」

「ルー、私やってみたい!任せて!」

「シグレ!?ダメだ逃げよう!」


シグレは僕のいう事を無視して高く飛び上がる。

久しぶりの脱力感と共に辺り一面霧に覆われる。

更なる脱力感で僕は驚く事になる。


「こ、これは・・・!?」


さっきのアイスランスが100個はあるだろうか、更にサイズも大きくなり辺り一面に浮いている。

イノシシは訳も分からない様子で辺りを見回すももう遅い。


「いけえええ!!」


無数のアイスランスは瞬く間にイノシシに迫る。

数回のアイスランスでは大きなダメージにならなかったみたいだが、

次々に放たれるアイスランスの前にイノシシはなすすべなく息絶えている。

だがしかしアイスランスの雨が止まることなく降り注ぐ。


「こ、これはとても食べられないね・・・」

「ルー、倒せた!」


初めて見る大きな敵、かなりの脱力感から、霧を解除し僕はその場に座り込んでしまった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ