ジャニーズに夢中
昔も今もジャニーズのアイドル達は女子を熱狂させてくれる。
私の妻、9歳の娘もジャニーズの虜。
もちろん家族だけではない。
娘のママ友、義理の姉、焼き鳥屋の隣の客まで、皆ジャニーズの話しばかり。
会社の女子に至っては
「SnowmanのDVD買いました?」
もちろん私にではなく、妻が買ったかの確認だが、アラフィフのおっさんへの会話とは思えない。
TVつければ、
「あっ!キムタク!」
「平野君!」
「Snowman!」などなどキリがない。
このレベルなら私も、皆もわかると思うが、
「オダ君出てる!」
「タイショウだ!」
とか、2人で騒いでいる。誰の事を言ってるかわからなかったが、どうやらジャニーズJr.らしい。
まだデビューしてない美少年,HiHi Jetsなどなども2人で食い漁る始末。
妻47歳
光GENJIから始まり、SMAP特にキムタクに夢中だった。充電期間を経て4人のNEWSに夢中になり、キンプリ、Snowman、今をときめくなにわ男子、それでは飽き足らず、ジャニーズJr.まで。彼女に言わせれば、カッコイイのはもちろんだが、彼らのデビューしたい!売れたい!などなどの野心、一生懸命さが心を打つらしい。もちろんデビューしてからも熾烈な争いがある彼らは何事も一生懸命!各自、おバカキャラ、勉強キャラ、セクシー、料理、などなど被らないキャラを作り上げ、本当に大変だと思う。そんな彼らを母親のように応援している。忙しい年の瀬、家族をほっぽり出し、1人ジャニーズカウントダウンへ行くと言うなかなかの強者。
夢は娘と
「ジャニーズのLiveへ行く!」
持論は
「ジャニーズ好きはヤンキーにならないから!」
である。ジャニーズのアイドル達見てたら男を見る目が養われ、変な野郎には引っかからない!はずと。
推しは彼女の中で殿堂入りのキムタクから始まり、NEWS加藤、Snowman阿部と勉強出来て、目と目の距離が近い顔、NEWS増田、キンプリ岸、平野などクレイジーさを持つ男たち。ちょっとしゃくれ気味の金指など伸びしろがある!と目をつけている。
今、紹介したのはほんの一部で、他にもKAT-TUNメンバー3人やSexyZoneメンバーなどなども食い漁っている。そんな彼女がジャニーズ史上最強、完璧と言うのがなにわ男子の道枝である。道枝はとにかく妻のジャニーズの理想像らしい。
見た目の話しばかりだが、彼女はもちろん楽曲、彼らのパフォーマンスなども、ちゃんと評価している。何故なら妻は音楽関係、芸能関係の仕事の為、エンタメに関しては非常にうるさく、批評が厳しい。
「才能ないバンドマンは早く辞めた方がいい。」
「才能ない奴は大人が気づかせてあげるべきだ。」
とよく言っている。業界にいるからこそ、ジャニーズのタレントの努力、エンタメがどれほど大変かを知っているから、彼らに敬意を表し応援している。
娘9歳
3歳の時、嵐のニノに一目惚れ。2年ほどニノに夢中だったが、自我に目覚めたのと、妻からの洗脳?で、ジャニーズに夢中。
キンプリ平野やなにわ道枝、キムタク、東山などなおじさん達も好き。とにかくイケメンが好き!口を開けばジャニーズ、色を見れば、ジャニーズのタレントを言い、鼻歌もジャニーズ、クリアファイルもジャニーズなどなど。
私に
「〇〇は伸びしろあるんだよねぇ!」
「〇〇は歌がイマイチ!」
「〇〇はバック転できる!」
などなど色々と情報をくれる。
もちろん妻のジャニーズ批評をそのまま伝えていたのだが、彼女も自我が芽生え彼女の批評も私にブッこんでくる始末。とにかくジャニーズが出てるものは片っ端から食い漁る。
彼女達との話しに
「そうなんだぁ」とか、ちゃんと対応している。
もちろん聞いてられない話しも多々ある。
ジャニーズJr.の話しを熱心にされても、ポカンであるし、むしろイラッとする。
そんな彼女達と生活してる私だが、実は私も隠れジャニーズファンである。認めたくはないが‥。
妻、娘に洗脳されてジャニーズファン。な訳ではない。
正確に言えば、ジャニーズのタレントのファンではなく、ジャニーズの楽曲のファンである。
私47歳
音楽オタク。ロック、ブルース、ファンクから始まりバンドブームの邦楽など常に音楽を聞く生活。自らも仲間達と下手ながらもスタジオで演奏する。こよなく音楽を愛する男。
世代的に光GENJIだが、マッチ、トシちゃんの曲から始まり、光GENJI、SMAPの楽曲、嵐のデビュー曲の構成に衝撃を受ける。もちろんこっそりである。最近はキンプリのデビュー曲にジャニーズの王道を感じ、衝撃を受けるが、ロックやらパンクやら言ってる奴が、そんな軟弱なジャニーズの話しは周りには出来ない。
しかしだが、ジャニーズの楽曲は大人達の本気が集まった作品である。駄作な訳がない。そこら辺のバンドマンが作った曲じゃないのだ。悪い訳がない。もちろん好みはあるが、
阿久悠、筒美京平、山下達郎、飛鳥涼、槇原敬之をはじめ、船山基紀などの編曲家などなど、超一流の音楽家達が作った作品である。普通に聞いて悪い訳がない。トシちゃんの「It’s BAD」なんてファンクじゃん!作曲はデビュー前の久保田利伸である。度肝抜かれてしまう。しれっと世間にお茶の間にファンクを与えていたのである。もちろんこんなのはほんの一部で。掘り下げて聞くと、超一流の作家陣達がジャニーズと言うフィルターを通して、お茶の間に本物の音楽を与えていてくれたのだ。もちろん音楽好きな方々はしっかり知っている話しで、今更話すような話しではないんだが。ただただジャニーズには失礼だが、どうも世の中の音楽オタクは正当に評価していない気がする。こっそり絶賛している人は私のように沢山いるとは思うが。やっぱり、この状況を作ったジャニーさんは本当すごい人なんだろう。今更ながら。
しかし、なにわ男子の「The Answer」はめちゃくちゃかっこいいなぁ。シングルのカラオケを聞くと、とても緻密に作られているのがわかるし、かっこよくて震える。そこら辺のバンドマンじゃ作れない楽曲。
シティポップや歌謡曲がブームになっている今、そろそろジャニーズの楽曲も正当に評価され、今までのジャニーズの楽曲を解説、批評した書籍が発売されないかなぁと願う。近田春夫大先生辺りが執筆したら即買いだなぁ。
今もこれを書きながら、なにわ男子の「The Answer
」を聞いている。
次回は、私が勝手にジャニーズの楽曲、グループを語ろうと思う。