姫君は過食症!?
本日はお外での仕事。
外で執筆を休憩に行う。
優雅だけど、寒いっ!
※
小さな肩を震わせてなくセドリーズ様を、僕はどうしたらいいのかわからなかった。
「ごめんなさいっ……」
彼女はしゃくりあげて泣いていて、その横で僕はオロオロするばかり。
二次元から飛び出してきたかのような理想の女の子は、
必死に食べ物にむさぶりついて、僕に見られた恥ずかしさで泣き出してしまったのだ。
「えっと。えっと。泣かないで」
自慢じゃないけど、自分から女子に話しかけたことなんてないんだからね。
初めから泣いてるシチュエーションとか、僕には攻略不可能なイベントだよ。
そうだ和木くんだ!
いやこの場合リーインリーズ伯爵を呼びに行った方がいい。
「待ってて、ぼ、僕リーインリーズ伯爵呼びに行くから」
そういって背を向けようとすると、セドリーズが僕の背中を引っ張って、僕は後ろにこけそうになった。
「姉様には言わないで!!」
「えっと……」
なんで?
わけわからん。
僕は顔を引きつらせる。
でもセドリーズの僕を止める力の強さで、僕はあきらめた。
そしてまた、泣いている彼女を黙って見るめる時間が続く。
ひとしきり泣いたあと、セドリーズは言った。
「お腹が空いてるわけじゃないの。でも気がついたら無性に食べ物が食べたくなって、食べてしまうの」
「お腹が空いてるんじゃないんだね?」
それって病気かも。
たぶん、心の。
僕は明言しなかったけど、こうなったら僕を相手してくれた心理カウンセラーのように彼女の言葉を聞いて見ることにした。
「いつから?
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偽りの神々シリーズ紹介
1「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫
2「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢
3「封じられた魂」前・4「契約の代償」後
5「炎上舞台」
5と同時進行「ラーディオヌの秘宝」
6「魔女裁判後の日常」
7「異世界の秘めごとは日常から始まりました」
8「冥府への道を決意するには、それなりに世間知らずでした」
9「脱冥府しても、また冥府」
10「歌声がつむぐ選択肢」
シリーズの10作目になります。
異世界転生ストーリー
「オタクの青春は異世界転生」1
「オタク、異世界転生で家を建てるほど下剋上できるのか?(オタクの青春は異世界転生2)」
異世界未来ストーリー
「十G都市」ーレシピが全てー