今気がついだんだけど
おはようございます。
相変わらず、地味に更新しています。
今気が付いたんだけど、今のいままで違うシリーズをこっちに更新してしまってた。
なんてこったい。
向こうのシリーズは、この部分途切れてなきゃ良いんだけど。
広報したいけど、する術も知らず、てかめんどくさく、書きたいことを書く執筆生活。
お付き合いいただける方、貴重です。
何卒よろしくお願いします。
※
水浴びに出かけた樫木と僕は、相変わらずフルちんで川に飛び込んだ。
異世界の川、この地域だけかピラニアが出るんで。
そいつに襲われた経験がある僕たちは、自分達が水浴びする区間に、ネットを貼ることを覚えていた。
完璧に防御でき手はいないので、怪我している時は入れない。
集団で襲われるのを防ぐためだ。
「水浴びするなら。ついでにウナギとってこい」
和木から指令が出て、僕たちは仕掛けた罠に食糧がないか確認していく。
「やった! 丸々太ったの入ってる」
僕は泳げないので、長身を活かして足の届く範囲の仕掛けを確認してたんだけど、
その中の一個にお宝が入っていた。
「こっちにも1匹入ってる!」
ラッキー。
この国の人たちは、魚は食べても、ウナギという長くてニュルニュルしたものを蛇だと思い、毒があると思って食べないらしい。
だからこいつらは、僕たちだけのご馳走だった。
後で七輪で和木に焼いてもらおう。
僕の頭の中を読むように、樫木がカカカカっと笑った。
彼はいつも三角形につった目を、糸のようにして顔中で笑っている。
こっちの世界にきて、ずいぶん長くなったけれど、彼の笑顔には救われる。
僕も夕食のウナギを想像してニヤニヤしっぱなしだった。
前いた世界では、新しいゲームやアニメの更新だけが楽しみで、
夕食なんてどうでもよかったんだけど。
人って飢えると人生観変わるもんだ。
以前の僕だったら、ウナギなんて触るのも嫌だったよ。
でもここは絶対慎重に、逃すものか!
持ってきた網にそいつを確保した。
偽りの神々シリーズ紹介
「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫
「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢
「封じられた魂」前・「契約の代償」後
「炎上舞台」
「ラーディオヌの秘宝」
「魔女裁判後の日常」
「異世界の秘めごとは日常から始まりました」
「冥府への道を決意するには、それなりに世間知らずでした」
「脱冥府しても、また冥府」
シリーズの9作目になります。
異世界転生ストーリー
「オタクの青春は異世界転生」1
「オタク、異世界転生で家を建てるほど下剋上できるのか?(オタクの青春は異世界転生2)」
異世界未来ストーリー
「十G都市」ーレシピが全てー