未来
電話を切った後もしばらく興奮していた。
自分からはほとんど何も喋れなかったが声を聴くだけで満足できただろうに、みゆから配信を見ていると聞けることが出来た。
それだけで私はこのまま配信を続けて行こうと決意することが出来た。
最後に聞こえた声が一瞬アーイシャに聞こえた気がしたが、私の心は動くことがなかった。
私はみゆの言葉を信じる。
今度こそ何もブレずに私はみゆを待つ頃が出来る。
いつの日かみゆと一緒にvtuberになれる日を目指して。
「お疲れー」
気が付くと照が来る時間になっていた。
「なんかあったの。嬉しい顔して。」
「あー、うん。」
「なに?」
「説明しずらいんだけどね。あ、そうだ。」
「なに?」
「いつか5人でLucid dreamingやりたいね。」
「Lucid dreaming?ああ。みゆと立ち上げたいて会社の名前。」
「そう。一緒に立ち上げよう。」
「でも。5人って。」
「私達3人とあと2人は照は知らないかもしれないけど、イラストレーターと頑固な人だよ。」
「なるほどねー」
「もしかしてイラストレータの人はいるの嫌?」
「全然だよ。一線で活躍している人なんでしょ。」
「うん!」
「私も足引っ張らないように努力しないとね。」
「私もみゆ達と合流する前にもっともっと力つけないと。」
「そうだね。」
「そろそろ時間じゃない。」
「そうだ。配信しないと。」
「私も新しい立ち絵描くね。」




