未来
「ねぇ、もう寝た?」
「起きてるよ。」
「飛鳥は?」
「起きてるよ。」
横になったものは良いものの結局3人でずっと話続けていた。
vtuberの事、学校の事話したいことはいくらでもあり聞きたいこともいくつもあった。
その証拠に、こうやって起きていることを確認するのももう何回目になるのだろう。
「みゆはこれからどうしていきたいの?」
「どういう事?」
「いや、大学飛び級で卒業して、日本に来て、会社作ろうとしてて、あまりにもスケールが違うからさ。」
「そんなことないと思うけどね。」
「いやいや。すごいよ最終的に何していきたいの?」
「ごんちゃんと自由に遊ぶ事かな。」
「そんなこと……」
「そんなことができなかったんだよね。」
そう言われて嬉しさと気恥ずかしさで顔が真っ赤になった。
「大変なことがあったんだね。」
「そうでもないけどさ……照はどうなの?」
「将来の事。」
「うん。」
「話したかもしれないけど、イラストレーターだね。」
「イラストレーターか。友達に一人だけいるけどあんまり詳しくないや。」
「それって雪城なぎさ描いた人?」
「そうだね。」
「すごいわ。あの絵描いた人と会ってみたいなー。」
「そんなにすごいの?」
「好みであるってこともあるけど、めちゃくちゃうまいからね。
それにイラストのクオリティーが高いっていう武器があるから配信の作戦も考えすぎなくていいからね。」
「ありがとう。」
「いつか会いたいなー」
「会えるんじゃない。」
みゆが言った言葉は声が小さすぎて誰にも届かずに消えた。
「飛鳥はどうなの……」
「みゆと一緒にいることかな。」
私は直ぐに答えることが出来た。




