録音
「皆さん初めまして。アイドルを目指して毎日頑張っています!!!金剛寺飛鳥16歳。高校2年です!!!
初めてここにきてどんなことを言っていいかわかりませんが、なんでも頑張ってやっていきます!!!!
ゲームとかはあんまりうまくないかもしれませんが皆に楽しんでもらえるように頑張ってゲームしていきます!!!」
自分のイメージを声から出すように一気呵成に喋り続けた。
不思議と喋っている内は集中しすぎて、周りの音は一切聞こえなかったが、喋り終わって周りが一気に静かになっていることに気が付いた。
皆が私の事を見ている。
そういえばこれは試験だった。何かやらかしてしまったのかと思い、私は恐る恐るみゆに聞いた。
「みゆ。大丈夫だった。」
「大丈夫じゃないよ……」
「ごめん、もう一回……」
私はこんなところで終わるわけには行かないと思い、土下座をする勢いで謝ろうとしたが、その瞬間みゆにしっかりと肩を掴まれる。
私は言葉に詰まりみゆの顔を見た。
「みゆ……」
「すごい!!!!ごんちゃん!!!!!」
私の想像とは違う言葉が戸惑った。
みゆは更に言葉に続けた。
「やっぱり想像通りだったよ!!ごんちゃんはすごい!!!いつものゴンちゃんじゃないみたいだったもん!!!」
耳元で叫ばれ続けて、耳がキーンとしてきた。
しかし、その事よりも喜色満面で喜ばれ続けて徐々に嬉しくなってきた。
「そうでしょ!!!アイちゃん!!りー!!!」
「まぁ、そうかもね。」
アーイシャは渋々という感じで認めた。
何とか認めれれたと思った時、リナが喋りかけた。
「でも、絶対彼女がいいって訳じゃないよね。」
リナが悪魔の様に思えた一瞬だった。




