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酔った人ほど面倒なものはない 序章
二人は黒木さんが持ってきていたお酒と家にあったお酒を二人で飲んでしまい
現在、僕は酔っぱらいに絡まれてます…
「ゆうくんはね…優しすぎるんだよ!!」
「褒めてるのか怒ってるのかさえ分からないよ!」
黒木さんが無言で僕のうしろに回ると
急に絞めてきた…
「悠馬くんはこの技名を知っているかな!?
これはねフェイスロックっていうらしいんだよ!
私の父親が言っていたからほとんど信じてないけどね!!」
「ぐぐぐっ…く、苦しい…ギブギブギブ!!」
僕がもがいてるのをみてまゆ姉さんは空の日本酒を手に持ってこっちに向かってきている…
めちゃくちゃ嫌な予感がして仕方がないので逃げようとすると黒木さんが全体重をかけてきているので逃げることさえ叶わなかった。
「ゆうくんかくごぉぉぉ!!」
「それはシャレにならないやつだよー!!」
「まゆさん待ってそれまだ中入って…」
まゆ姉さんが落ちているお菓子のゴミに足を滑らせ、日本酒は宙を舞い割れた。
もちろん全員びちょびちょになってしまい黒木さんが僕の耳を舐める始末…
本人曰く日本酒味の僕の耳は美味しいらしい…
でも、歯を立てるのはどうしてかな!?




