お酒には付き合えないけどもてなすことならできますよ黒木さん!
黒木さんが寝たことを確認し僕はキッチンに立っていた
黒木さんのことだから起きるとまた僕に『お酒に付き合うんだ悠馬くん』なんて無茶ぶりを言いそうなのでそれを回避するためにお酒のアテの作り方について一人黙々と調べていた。
クックパ〇ドを使って調べたことで分かったのがこの世の中で枝豆だけがアテではないという衝撃的事実…
調べれば調べるほど実践したいものばかりが溢れ
僕は調べる手を止めることが出来ずフライパンに油を注いでいた
「かぼちゃの種もアテに出来るのか…捨ててたな…今度種を残して父さんに作ってみよう」
僕は今すぐできそうな簡単厚揚げというものを実践してみた。
十分足らずでできたものの…肝心の黒木さんがまだ夢の中なので厚揚げを自分で食べてみると…
正直、お酒を飲んだことのない僕には分からなかった。
30分ぐらいのうたた寝の末
黒木さんが起きた時の姿がおにこんぼうに日本酒を持たせたみたいで思わず写真を何枚か撮ったがこれは本人にはとても見せられそうにない。
見せたらきっと顔を赤くして僕をボコボコにするに違いない…
「ん…おはよう悠馬くん」
「おそようございます黒木さんもう来てから1時間です。今日はここで晩御飯を食べていって下さい」
「それは助かるよ…すまないまだ眠気が覚めてなくて…ふわぁ…」
黒木さんはリビングに来るなり目を見開いて僕が作った料理が並べられている机を指さした
そりゃあそうだ寝て起きたらアテとは別に料理が並べられているんだから僕でも同じ行動をするに違いない。
「悠馬くんは今日から私の夫なのか!?そうなんだな!?よし、今から婚姻届を…」
「婚姻届はどうか知りませんがとりあえず冷める前にご飯を食べましょう?」
「それもそうだ…ありがたく全部食べさせてもらうよ勿論意地でも!」
「そんなに決意を固めなくても…」
黒木さんは晩御飯を食べ終えたあと
お腹を擦りながら僕のご飯を食べて悠馬くんの子を孕んだとかいうシャレにならない冗談を言ったのでこれからは作る量を減らすことにした。もちろん黒木さん限定で




