表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暖かい家族を築いていく〜 make a family〜  作者: 黒帽子
思い出の夏
16/43

嵐の予感

アジサイ農園から数週間後…

僕はいつも通りの主夫しゅふ業に戻っていた


「あー…今日も洗濯物多いなぁ…」


なんて独り言を呟きながら、嫌々作業を続けながら…僕は洗濯物を干していく


すると玄関の方からノックの音が広い家に響き渡る


「はーい!今行きます!!」


僕は洗濯物を一旦置き、玄関の音のする方へと

向かう…はずだった…


「え…」


「やあ、宮田悠馬くん、お久しぶり」


「あー…えーっと…人違いでは?」


そりゃあそうだ、僕の知っている人達の中にこんなに仕事ができるような人は“見たことがない”

“見たことがない"!!


「君は私の…彼氏候補だったじゃないか」


「ええええええええ!?か、か、彼…氏…?

僕がですか?や、やっぱり人違…」


僕の話を遮り彼女の話は続く…


「君のスマホに『今から行くぞ?』って送ったは

ずなのだけどね…」


スマホ…?スマホ…あ…


「僕、スマホ失くしたんですよ…」


彼女は嘲笑うような顔で言う


「今から君に電話をかける、それで場所がわかる

だろう?」


彼女は慣れた手つきで僕の電話を鳴らす

意外とそれはとても身近なところから鳴り響いていた…


「あっ…エプロンのポケット中…うわぁぁ!!

卵まみれだぁぁぁ!!」


僕の叫びは家中…いや、近所中に響いたそうだ…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ