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アジサイ農園に行こう!①
僕は作業に戻り
父さんはスマホと
まゆ姉さんはパソコンと、にらめっこしていた
「ここの服○農園って場所良さそうじゃない?」
「でも、日程がなぁ…」
僕はそんな二人のやりとりを流しつつ
作業を進め
掃除機を広い廊下にかけ
雑巾で掃除機のところを拭いていく
「ふぅ…さすがに腰にくるな…」
腰にサロン〇スを付け洗濯物をたたんでいく
「…毎回思うけど下着ぐらい自分でたためばいい
のになぁ」
僕は一人忙しく家を走り回る
「滋さぁーん!アジサイの花言葉ってね…」
「へぇー、これは見に行かないとなぁ」
わざと僕に聞こえる様に大きな声で話す二人
特に顔がヤラシイ
「わかったよ!次の次の土曜と日曜日のどっちか
に行こう!!弁当作るから!!」
二人はジャンプしてハイタッチして…
などなど煽っていると言われても否定出来ないほどにはしゃいでいた
(言わなかったら良かったのかな…)
そんなことを考えながら僕は家事に戻る
「向こうに着いたらゆうと…」
「滋さん、その案最高…」
何を話しているかわからないけれど
二人はとっても楽しそうな笑顔で話しているので
僕はその間に入らず眺めていた…